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三重大学が大阪・関西万博に出展しました

2025年8月14日(木)から19日(火)まで開催された大阪・関西万博 文部科学省主催イベント「わたしとみらい、つながるサイエンス展」に、三重大学がブース出展しました。

ミャクミャクの像三重大学の展示の看板

本学は、「食と環境を守るイノベーション--あなたも未来の農業に触れてみませんか?」をテーマに、生物資源学研究科 岡島賢治教授を中心とした「三重スマートヴィレッジプロジェクト」の取り組みから、以下の3つを体験型展示で紹介しました。

【農業用水のスマート管理システム】
ICTを活用し、スマートフォンで遠隔操作可能な水管理システムをジオラマで体験。大規模農地の水管理が、家にいながら一人で簡単に行える、未来の農業の姿を実感していただきました。

【ソイルカーボン(土壌炭素循環)ボードゲーム】
農地に炭素を貯蓄する取り組みを、楽しみながら学べるボードゲームで紹介。ゲームを通じて、土壌に炭素を蓄えることや農業の活動による土壌炭素の動きを知ってもらうことで、環境保全の意識を育む機会となりました。

【柑橘類の自動収穫ロボット】
人手不足を解消し地域の産業を守ることを目指して開発中の、みかん自動収穫ロボットの機能の一部を体験。果実を傷つけずにスムースに収穫する技術をはじめ、みかんの自動収穫に求められる様々な技術や機能についてを紹介しました。


会期中は、子どもから大人まで幅広い世代の方々が三重大学ブースを訪れ、イベント全体で約7万人もの来場者にご参加いただきました。多くの方々が展示に興味を持ち、研究者との対話を通じて、未来の農業や環境保全への理解を深める貴重な機会となりました。

今回の出展を通じて、三重大学の研究成果を広く発信するとともに、地域と連携したスマート社会の実現に向けた取り組みをさらに加速させていきます。今後は、展示内容の一部を学内イベントや地域連携活動にも展開し、持続可能な社会づくりに貢献してまいります。

ブース展示の様子柑橘類の自動収穫ロボット

ブース展示の様子ブース展示の様子

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