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リサーチコアセミナー(第17回)を開催しました

12月18日(水)事務局会議室において、研究紹介企画「リサーチコアセミナー」(オンライン併用型)を開催しました。
この企画は、学内の多様な研究者を知り、相互に研究内容の理解や研究者間の交流を深めることを目的として開催しています。

17回目となる今回は、戦略的リサーチコアの重点型領域である「包摂的社会に向けたレジリエントな地域社会基盤の構築に関する研究センター」の深井 英喜センター長(人文学部法律経済学科・教授)から「産業・就業構造の変化から見る地域共生の課題の検討」と題して、センターの活動内容を紹介していただきました。

深井英喜センター長

会議室には、学長、吉岡理事、鶴原理事、酒井理事、佐久間理事、小林副理事、中津監事、織田島事務局長や研究・社会連携統括本部等の教員、URAが集い、オンラインを含めて33名の参加がありました。

センターの活動内容について、人口減少と高齢化を背景に、地域の課題解決力である互助機能による住民主体の包摂的な地域社会の構築が求められていることを踏まえて、「問題関心の所在」と「疑問点と目標」について説明されました。

「包摂的社会に向けたレジリエントな地域社会基盤の構築に関する研究センター」問題関心と目標 深井英喜センター長

センターの研究活動によって得られた志摩市で実施されたアンケートなどのデータをもとに、「地域活動に参加する地域住民の属性」など7つの項目別の分析結果から、実際の地域の産業構造の変化などについて解説された後、まとめとして、志摩市に焦点を当てている理由をはじめとした今後の狙いについても説明されました。

深井英喜センター長 森脇由美子副学長(ダイバーシティ・インクルージョン担当)

引き続き行われた質疑応答においては、三重県の地域社会の課題などを、改めてデータとして示していただいたことで参加者の関心も大変高く、市町村合併による影響、地域別の自治会の特色による影響や地域活動への女性参加の詳細など非常に活発な議論が行われました。

会場の様子

参考:
深井英喜 教授(人文学部法律経済学科) 
科研DB: https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000010378276/
researchmap:https://researchmap.jp/read0119339
全学シーズ集: https://seeds.mie-u.ac.jp/seeds/1298.html