【プレスリリース】南海トラフ巨大地震発生を想定した全学津波避難訓練について
伊勢湾と志登茂川の水系に囲まれた三重大学では、従前から南海トラフ巨大地震による津波災害を最大の脅威と捉えて「津波避難基本計画」を備えています。
この計画は、あくまで机上の考察であるため、訓練することにより課題を見出し、対策を講ずることで実効性が高まるという考えのもと、他機関のみなさまのご協力を賜りながら、例年全学津波避難訓練を重ねてきています。
訓練では次の重視事項を挙げています。
1.学生が、構内で巨大地震と津波警報を認知した場合の垂直避難の行動について理解すること。
2.教職員が、災害対策本部を設置して災害対策活動を実践すること。
3.カメラ付きドローンにて学内の液状化の状況や建物損壊状況を空撮する訓練を新たに実施すること。