教育学部附属中学校の校外学習の一環として、三重大学を見学しました
11月6日(水)、教育学部附属中学校2年生(136名)が校外学習として、三重大学を見学しました。今回の校外学習では、ボランティアとして三重大学教育学部の大学生も参加し、キャンパス内の工学部や生物資源学部、人文学部といった各棟や、食堂・図書館などの施設を、生徒の皆さんに案内しました。
午前中は、クラスごとにキャンパス内の附属図書館、数理・データサイエンス館、三翠会館の施設を分散して見学しました。附属図書館では、大学の職員が館内を説明し、数理・データサイエンス館では、ドローンを操作したり、VR体験をしたりするなどして生徒たちは驚いていました。三翠会館では、展示されているパネル写真や資料などから三重大学の歴史を知ることができました。
昼食は、第一食堂を利用しました。生徒からは、あたたかく出来立てのご飯がすぐに食べられるのはいいなといった感想がありました。
午後は、教育学部生から大学生活についての話を聞くことができ、生徒たちはキャンパスライフをより具体的にイメージする良い機会となりました。
その後、三重大学教育学部の教員による講義を2種類体験しました。中学生が普段受けている授業よりも10分長い60分間でしたが、生徒たちは熱心に講義に参加していました。
校外学習を終えた生徒からは、「データサイエンス館で、バーチャルの世界によるゲームや臨場感のある映像などを見ることができ、とても新鮮で面白かった。」、「大学生の方々は、自分のやりたいことをやっていて、勉学とサークルの両立は大変だけれど頑張っていて、私もこうなりたいと尊敬の念を抱いた。」、「数学の講義では幾何学や位相幾何学、メビウスの輪など、中学校では聞いたこともない様な難しい内容を学んだ」、「理科の講義で数々の実験による失敗や挫折を聞き、自分たちも研究活動を行っているけれど、一つの問いを明らかにするためには何十年という時間や費用、他の人の助けが必要であることに気付いた。」という感想がありました。