リサーチコアセミナー(第14回)を開催しました
10月9日(水)事務局会議室において、研究紹介企画「リサーチコアセミナー」(オンライン併用型)を開催しました。
この企画は、学内の多様な研究者を知り、相互に研究内容の理解や研究者間の交流を深めることを目的として開催しています。
14回目となる今回は、戦略的リサーチコアの重点型領域である「人間共生ロボティクス・メカトロニクスリサーチセンター」の池浦良淳センター長(工学研究科・教授)から「人を支援するロボット・メカトロ技術開発」と題して、研究の背景や現在取り組んでいる研究内容が紹介されました。
会議室には、学長、吉岡理事、鶴原理事、酒井理事、佐久間理事、小林副学長、中津監事、織田島事務局長や研究・社会連携統括本部等の教員、URAが集い、オンラインを含めて34名の参加がありました。
人間共生ロボティクス・メカトロニクスリサーチセンターでは、工学研究科内での複数研究室の連携をはじめ、国や地方自治体、海外研究機関との連携を図っています。これにより、様々な人間支援システムの開発に向けて、人の特性を解析し、それに基づく高度に親和性を有するシステムの開発、さらには、システムを高度に実現できるハードウェアの開発を行っています。
現在、センターが取り組む活動として、身体機能や生活を支援するパワーアシスト装置やアシストスーツ、心電図による熱中症予測、みかんを収穫する新農業ロボットなど多岐にわたる研究内容が説明されました。
続いて行われた質疑応答では、医学系研究科や情報基盤センターの教員、URAから、医工学の密接な連携が必要である「身体機能アシストシステム」や「熱中症予測システム」に対する質問や、池浦教授から伊藤学長へ「心拍数の変動と熱中症の関係性」について意見を求める場面もあり、大変充実した意見交換となりました。
次回は11月6日(水)8:50より、工学研究科の村田 博司教授によるご講演を予定しております。どうぞご期待ください。多くの皆様のご参加をお待ちしています。
参考:
池浦良淳 教授(工学研究科)
科研DB: https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000020232168/
researchmap: https://researchmap.jp/Ryojun_Ikeura
全学シーズ集: https://seeds.mie-u.ac.jp/seeds/1262.html