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三重大学伊賀連携フィールド事業シンポジウム「地域社会がはぐくむ再生古地図」を開催しました

8月29日(木)、ハイトピア伊賀(伊賀市上野丸之内500)3階コミュニティ情報プラザホールにおいて、三重大学伊賀連携フィールド事業シンポジウム「地域社会がはぐくむ再生古地図」を開催し、40名が参加しました。
ここでいう「再生古地図」とは、古地図を忠実に縮尺通りに直して、現代の地図に重ねたものをさします。国際忍者研究センターでは、伊賀上野城下の再生古地図「伊賀上野城下復元地図」を監修しました。その利用の展望を考察するためのシンポジウムです。

シンポジウムの様子

高尾善希准教授(人文学部・国際忍者研究センター担当教員)が企画・司会となり、櫻井理恵氏(櫻井印刷所代表取締役社長)・臼井伸介氏(株式会社コギト取締役兼商品企画開発室長)が登壇しました。
櫻井氏は「川越城下かさね地図から始まる新しい川越観光-地域の歴史・文化の再発見-」と題して、氏が出版した再生古地図「川越城下かさね地図」を紹介し、この地図出版の経営的位置付けや、川越の地域観光戦略などについて紹介しました。臼井氏は「地域の歴史地図を現代に蘇らせる "再生古地図"の取り組み」と題して、氏の属する株式会社コギトが手掛ける再生古地図の各地の利用事例などについて紹介しました。
両氏の講演の中から、今後どのように「伊賀上野城下復元地図」を利用しアップデートしていくかという論点整理を、高尾准教授が示しました。


当日のシンポジウムの様子はこちらからご覧ください。
https://www.mie-u.ac.jp/news/topics/2024/09/post-3343.html