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地域学習「尾鷲高校まちいく」を開催しました

地域学習「尾鷲高校まちいく」では、地域が抱える課題(ミッション)について、その解決策を高校生自身で考えるプログラムを年間通して実施します。本活動を通して、高校生が地元地域の現状や地域資源等の発見・活用について深く考える機会を提供します。本活動は三重大学・尾鷲市・紀北町の共同事業として実施されます。高校生のサポート役として、南部地域出身の三重大学生も参画します。今年度で10年目となる、地域創生に向けた人材育成の取組です。

今年度高校生が取り組む尾鷲市のミッションは「ふるさと納税から繋がる尾鷲高校魅力化」、紀北町のミッションは「担い手を必要とする事業者と若者をつなぐには」です。8月8日(木)には、尾鷲市および紀北町にてフィールドワークに取り組みました。

尾鷲市でのフィールドワークでは、尾鷲高校の高校生と、ふるさと納税に関わる市職員、まちいく担当職員、地域おこし協力隊が、尾鷲市中央公民館に集まりました。高校生がミッションに対する疑問を投げかけて、意見交換や議論を進めました。

意見交換の様子意見交換の様子

紀北町でのフィールドワークでは、株式会社デアルケ(ハウス栽培、カフェ営業)・杉本養殖株式会社(ハマチ、マダイ養殖)、地域おこし協力隊の方々から、お話を聞くことができました。なぜ紀北町で仕事をすることにしたのか、どのようなことに挑戦しているのか、どのようなことに喜びを感じて仕事をしているのかといったことについて、お話しいただきました。また、新たに社員・仲間を増やしていくために工夫されていることについて、ご紹介いただきました。

フィールドワーク地域おこし協力隊の方々から話を聞く様子

フィールドワークで見て、聞いて、肌で感じた情報を基にして、この後高校生はそれぞれの地域の課題(ミッション)に対する解決策について、グループワークにてディスカッションを進めます。そのサポート役として、三重県南部地域出身の本学教育学部も参画する予定です。