「リサーチコアセミナー(第1回)」を開催しました
5月8日(水)、窓の外には新緑の青葉が映え、時折窓から爽やかな風が吹き込む中、新たな研究紹介企画「リサーチコアセミナー」をスタートしました。
この取組は、学内の多様な研究者を知り、相互に研究内容の理解や研究者間の交流を深めることを目指して企画したものです。これから水曜日の朝のひと時、オンライン併用型の研究紹介として、事務局棟の会議室から専門的な研究内容を皆様に分かりやすくお届けしていきます。
第1回目に登壇頂いたのは、医学系研究科神経病態内科学の新堂晃大教授です。新たに採択された科研費の概要に沿って、「認知症疾患修飾薬の登場とその課題~アミロイド関連画像異常の克服に向けた研究~」と題してお話をしていただきました。
お話では、ご自身のプロフィールをはじめ、昨年大きな話題となったアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」に触れながら、この研究の将来像とともに、研究計画の概要と課題を分かりやすく紹介いただきました。
続いて行われた質疑では、研究の強みや今後の治療薬への発展の可能性のほか、科研費の基盤B採択に至った背景などについてざっくばらんな質疑が展開されました。
初回となったこの日のリサーチコアセミナーには、伊藤学長や理事をはじめ研究・社会連携統括本部の教員・URAが会議室に集い、オンライン参加を含めて34名の参加がありました。
次回は5月15日(水)9:00より、生物資源学研究科の鈴木哲仁准教授による「農・畜・水産物の光診断と応用展開-鶏胚診断による精密孵卵システムを目指して-」(仮)を予定しています。どうぞご期待ください。
多くの皆様のご参加をお待ちしています。
参考:
新堂 晃大 教授(医学系研究科)
科研DB https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000060422820/
researchmap https://researchmap.jp/shindoa