地域の子どもたち向けイベント「建物のかべに動物や草ばなの絵を描こう!」を開催しました
3月9日(土)、美里町家所の「NPO法人ふくろうの家」において、地域の子どもたちを集めたお絵描きイベントを開催しました。
このイベントは、建物の壁を動物や草ばなの絵でいっぱいにして、重症心身障害のあるお子さんが、普段施設の窓から眺めている景色を楽しんでもらおうと津市美里町辰水地域の方々(辰水元気づくり協議会、パワーズ)、アート教室・アート体験parasol(NPO法人アートタウンプロジェクト)、三重大学が力を合わせて企画、開催したものです。
津市の小学生を中心に午前の部21人、午後の部16人の計37名と、それぞれ保護者も集まり、用意されたパネルにみんなで思い思いの絵を描いて、一つの作品を完成させることができました。
当日は教育学部森浩平准教授、生物資源学研究科野中章久准教授とその研究室の学生が中心となり、訪れた小学生らに指導を行ったり、イベント運営の補助を行ったりしました。学生らにとっては今回の地域活動への参画を通じて、地域課題への認識を深め、地域の未来を考える上での貴重な経験になりました。
津市美里町は少子高齢化、過疎化が進む地域ですが、地元の方々は強い連帯感で結ばれ、様々な行事を積極的に運営しています。今回も、場所の提供にとどまらず、集合場所と会場のバスの送迎や昼食の用意など、終始子どもたちが楽しく、安全に過ごせる環境の整備をしていただきました。
地域と大学・学生とで協働して、地域にとっては地元の盛り上げに一役買い、大学にとっては未来の地域人材教育を実践することができ、大変実りあるイベントとなりました。
教育学部森准教授から説明がありました。さあスタート
学生ボランティアのお姉さん、お兄さんが子どもたちのお手伝い
午前の部 完成作品を囲んで記念撮影!上手に描けましたね
参加者には焼きそば、豚汁、フランクフルトがふるまわれました
パワーズ渾身の焼きそば!味もボリュームも一級品です!
学生ボランティアの皆さんも楽しそうですね
午後の部、完成しました!!よく描けました!!