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三十三総研伊藤副社長による社会連携部門の職員向け勉強会を開催しました

1月16日(火)、地域イノベーションホールにおいて、株式会社三十三総研 代表取締役副社長で本学の学長アドバイザーである伊藤公昭氏を講師としてお迎えし、社会連携部門の職員を対象とした勉強会を開催しました。
勉強会は、本学の産学連携と地域連携を担う社会連携部門のほか、学生の就職、課外活動を支える部門など、特に産業界との関わりが深い教職員を対象に毎年行っており、今年度は30名が参加しました。

伊藤副社長

伊藤副社長の豊富な見識から、米国、欧州、中国などの世界経済の動向を踏まえて日本、そして三重県経済についてわかりやすくご講演いただきました。三重県の産業の歴史的な背景も踏まえつつ、多様化する社会環境の変化を、昨年度もお話のあったPEST分析に加え、VUCAを意識して柔軟な判断を行うため日々研鑽するようご教示いただきました。また、イノベーションのあり方についてもDXなど具体的な事例紹介があり、内容盛りだくさんの90分でした。
これらのお話を聞き、社会の変化のスピードに対応するため、その要因となり得る様々な兆候を情報収集、共有しながら、我々大学教職員は気を引き締めてまいりたいと感嘆しました。

講演の様子参加者が質問する様子

参加者からは「毎年勉強会に参加しているが、なかなか普段接する機会のない世界情勢やそれに伴う経済・金融動向を学ぶことができ、ありがたい機会と感じている。直接業務に関わらなくても、企業人としてとても大切な視点であるので、伊藤副社長のように今後も学ぶことを続けていきたい。」との感想がありました。

三重大学の教職員も、経済を担う構成員の一員です。我々一人一人が知見を深め、それぞれの業務や日々の行動を通じて地域を支えるため、本勉強会は大変有意義な勉強会となりました。