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令和5年度 実験動物感謝式を挙行しました

11月29日(水)、講堂小ホールにおいて動物実験に携わる教職員約80名が参列し、「令和5年度実験動物感謝式」を挙行しました。

式の冒頭では、吉岡基研究、情報担当理事から「医学の発展と生命科学の進歩のための動物実験に供せられた動物の存在とその命に、感謝の念と敬意を改めて示す大切な機会として、この感謝式の場が設けられています。今後も実験の中で動物の福祉を改めて考え、教育研究活動が行われることを望みます」との挨拶がありました。

吉岡理事

続いて、今中恭子動物実験委員会委員長から「近年、生命科学の進歩はめざましく、人類の健康と福祉に大きく貢献してきましたが、その進歩は長年にわたる動物実験の上に築かれてきたものです。研究の犠牲となった動物に感謝の意を捧げるとともに、今後の実験においても動物愛護の精神に則り、研究倫理に基づき充分な配慮をもって行います」と慰霊のことばが述べられました。

今中動物実験委員会委員長

その後、献花が行われ、参列者は慰霊碑に向かって思い思いに祈りを捧げるとともに、研究倫理・生命倫理への意識を高めました。

式の最後には山崎英俊先端科学研究支援センター長から「動物実験の基準についての理念である"3R"、「Replacement(できる限り動物実験に代わる方法で」、「Reduction(使用動物数を最小限に)」、「Refinement(苦痛を与えないように)」の再確認がされ、今後も最小限の実験によって適正に実験を実施することを誓い、謝辞が述べられました。

献花する今中動物実験委員会委員長献花の様子