令和5年度三重大学知的財産表彰状授与式を挙行しました

12月20日（水）、役員室内会議室において、令和5年度三重大学知的財産表彰状授与式を挙行しました。

知的財産に係る昨年度の活動・実績を対象として、特許出願された49件の中から、知的財産最優秀出願賞1件および知的財産優秀出願賞3件、特許ライセンスなどの活用がなされた中から知的財産活用賞1件、並びに知的財産評価委員会委員の推薦に基づき、知的財産管理・活動賞1件、計6件の知的財産等が選ばれ12名の教員・学生が受賞しました。表彰式に出席した10名に、酒井俊典理事(社会連携担当) （※伊藤正明学長代行）から一人ずつ表彰状と記念品が手渡され、各受賞者から発明の内容について紹介が行われました。

酒井理事からは、「知的財産の活用や企業との連携、社会実装が大学に求められる中、今回受賞された先生方の研究成果が社会に広げられていることに敬意を表します。また、学生の受賞は非常に喜ばしく、ぜひ後継を育成していただきたい」との激励の言葉が贈られました。

〈三重大学知的財産最優秀出願賞〉
「特異抗体の高効率作製方法」
「エピトープ選択的モノクローナル抗体作製方法」
「抗ミオグロビンモノクローナル抗体」
大学院工学研究科　　　　　　　教授　湊元　幹太
大学院工学研究科（発明当時）　教授　冨田　昌弘

〈三重大学知的財産優秀出願賞〉
「肝硬変または非アルコール性脂肪肝炎の合併症を評価するための検出方法」
医学部附属病院 准教授　江口 暁子
医学部附属病院 准教授 岩佐 元雄

「立体構造形成能が高い光増感タンパク質」
大学院医学系研究科　教授　竹本　研

「光ファイバ振動センサを用いたデータ伝送システム」
大学院工学研究科　教授 真鍋 哲也

〈三重大学知的財産活用賞〉
「ＭＡＧＥ－Ａ４由来ペプチドを認識する抗原結合性タンパク質」
「医薬組成物」
大学院医学系研究科　教員 　珠玖　洋
大学院医学系研究科　リサーチフェロー 　赤堀　泰
大学院医学系研究科　大学院生（発明当時）　加藤 裕也
大学院医学系研究科　産学官連携講座教授 　宮原 慶裕
大学院医学系研究科　特任助教 　百瀬 文康

〈三重大学知的財産管理・活動賞〉
地域イノベーション学研究科　大学院博士前期課程　小西 慶延