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三重大学障害学生支援セミナー2023 ~「合理的配慮」を実施するにあたってのポイント~が開催されました

11月13日(月)、障害学生支援セミナー2023~「合理的配慮」を実施するにあたってのポイント~(全学FD・SD)を、地域イノベーションホールにて開催しました。
今年度は、障害学生支援に関わるテーマとして「合理的配慮を実施するにあたってのポイント」を取り上げ、京都大学学生総合支援機構障害学生支援部門准教授の村田淳先生をお招きし、「合理的配慮」に関する基礎知識や高等教育機関での障害学生支援の最新の動向、そして実際に教育現場で合理的配慮を実施するにあたってのポイントについてご講演いただき、教職員・支援者など学内外の関係者約50名が参加しました。

はじめに、三重大学障害学生支援センターの長屋祐一センター長から開会の挨拶があり、その後風間惇希副センター長からセミナーの主旨説明がありました。

生涯学習セミナーの様子① 生涯学習セミナーの様子② 

つづいて、セミナーの講師として京都大学の村田先生にご講演いただきました。  

生涯学習セミナーの様子③  生涯学習セミナーの様子④

「障害」の定義から始まり、⼤学に求められる障害のある学⽣への対応についてわかりやすく説明がありました。
質疑応答では、授業の本質変更不可の裁量がどの程度教員にあるか、本質変更不可なところができない学生の合理的配慮にどのように対応するのが良いかなどが示されました。

最後に、学生総合支援機構副機構長の冨樫健二副学長から閉会の挨拶があり、本学においても障害のある学生が年々増加しており、本日の講演を参考に今後も障害学生支援の充実を図っていきたいとの思いが述べられました。

生涯学習セミナーの様子⑤

4年ぶりに対面でのセミナー開催となり、参加者は、今後の障害学生への支援と合理的配慮について考える有意義な時間を持つことができたようでした。