自然科学系技術部「第8回夏休み理科教室」（カラフルイクラでスノードームを作ろう）を開催しました

自然科学系技術部では、8月9日（水）に「令和5年度地域貢献活動第8回夏休み理科教室：カラフルイクラでスノードームを作ろう」を、教養教育4号館・物理学実験室および化学実験室にて開催しました。

三重県内の小学生を対象に募集し、抽選で当選した児童が参加しました。低学年と高学年を分けて、教室で開催し、それぞれの理解が進みやすいように工夫して開催しました。また、昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染対策も実施しています。

子どもたちには、試薬の重さや量を測ってイクラを作る準備を体験してもらい、簡単な実験ノートも書いてもらうことで、理科の基本を学んでもらいました。アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムの化学反応により、人工的でカラフルなイクラができる反応に、子どもたちは釘付けでした。最後は作製したカラフルイクラを容器に入れて、作成したスノードームを持ち帰っていただきました。

また、残念ながら当選しなかった方々にも、お家でできる簡単な理科キットを郵送させていただきました。

アンケートでは「楽しかった」「おもしろかった」「また来たい」と好評で、保護者からは「とても説明がわかりやすかった」「来年も是非参加したい」と嬉しいご意見を多数いただきました。

理科教室を通して、子どもたちが理科を身近に感じ、興味を持つきっかけになったのではないでしょうか。このような体験からの学びが、これからの時代を担う子どもたちの成長の一助になれば幸甚です。

次年度以降も子どもたちが楽しみながら学ぶことができるイベントを継続して開催していきます。