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地域学習「尾鷲高校まちいく」を開催しました

三重大学・尾鷲市・紀北町の共同事業である地域学習「尾鷲高校まちいく」では、地域が抱える課題(ミッション)について、その解決策を高校生自身で考えるプログラムを年間通して実施しています。今年度の活動の第2回目として8月21日(月)に尾鷲市および紀北町にてフィールドワークが行われました。

尾鷲市のグループは、実際に熊野古道「馬越峠」を歩きながら、尾鷲市の担当課の方や学芸員の方より熊野古道に関する地域資源の説明を受け、その魅力を肌で感じ、尾鷲市のミッションである「来年度に世界遺産登録20周年を迎える今、身近にある熊野古道を見つめなおし、後世へつなぐ持続的な保全と観光資源としての活用を考える」について理解を深めました。

紀北町のグループは、古道魚まち歩観会の方に説明いただきながら、紀伊長島地区の魚まちを散策し、ひもの屋さんなど現地の方との交流も行いながら、紀北町のミッションである「魚まちの新たな魅力発掘による活性化」について理解を深めました。

今後は各グループが、このフィールドワークで見て、聞いて、肌で感じた情報をもとに、それぞれの地域の課題(ミッション)に対する解決策をグループワークにてディスカッションし、発表に向けた準備を進めます。そのサポート役として、南部地域出身の本学学生も参画する予定です。

熊野古道「馬越峠」熊野古道について説明を受ける高校生

    熊野古道「馬越峠」             熊野古道について説明を受ける高校生

魚まち散策の様子現地の方との交流

 魚まち散策の様子                   現地の方との交流