特別講座「忍者・忍術学講座in Tokyo 城下町・古地図・忍者」を開催しました
6月10日(土)、三重大学伊賀連携フィールドは、東京都中央区日本橋の「三重テラス」(東京都中央区日本橋室町2-4-1)において、特別講座「忍者・忍術学講座in Tokyo 城下町・古地図・忍者」を開催しました。講師は、本学の高尾善希准教授(三重大学人文学部)と櫻井理恵氏(株式会社櫻井印刷所代表取締役社長)でした。高尾准教授が「城下町復元地図と観光」(第1部)、櫻井理恵氏が「城下町から見える川越の今昔と観光施」(第2部)をテーマとしました。
開催にあたって、冒頭に、岡本栄伊賀市長から、ご挨拶を賜り、続いて、藤田伸也国際忍者研究センター長(人文学部長)から、挨拶がありました。
第1部の高尾准教授は、伊賀上野城下町と川越城下町の共通点として、大規模な戦災などをうけず昔ながらの町なみが残存していること、絵図史料が豊富であること、忍者の屋敷が存在していたことなどを指摘し、そのうえで、両城下町の復元地図と観光利用の関係について、解説しました。第2部の櫻井氏には、ご自身の経営する櫻井印刷所の歴史と現在、『川越城下かさね地図』の制作経緯、現在の川越の歴史文化と観光、そして、将来の川越の観光構想について、ご解説いただきました。
その後、会場のご来客との意見交換が行われました。