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東京工業大学・鈴木悠太准教授をお招きし読書会を開催しました(教職支援センター主催「学びカフェ:読書会プロジェクト」)

3月9日(木)、教育学部附属教職支援センターにて、「学びカフェ:読書会プロジェクト」の「3月読書会~鈴木悠太先生をお招きして~」が開催されました。

「学びカフェ:読書会プロジェクト」は、2022年度の教職支援センターのプロジェクトの一つとして発足したものです。「教師教育者」である私たちが自由に語り合う場の創出をめざし、毎月1回、教育学部・教職大学院教員及び教職大学院生を主対象に読書会を開催してきました。

 本プロジェクトの最後の読書会となる「3月読書会」では、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院の鈴木悠太准教授をお招きし、鈴木准教授のご著書2冊をめぐって語り合いました。また、読書会終了後には、教職大学院の現職教員学生企画による「大学院生と語る会」も実施しました。同会では、修了予定の現職教員学生3名が教職大学院2年間の学修成果を紹介し、鈴木准教授から今回の読書会の文献の内容に重ねてコメントをいただきました。

「学校改革」や「同僚性」などをキーワードに調査研究を進め、そしてご自身も「アクション・リサーチャー」としてご活躍されている鈴木准教授のお話は、「教師教育者」である私たち教育学部・教職大学院教員、学校現場で同僚教師たちと関係を築きながら日々実践研究を展開する教職大学院生にとって、非常に刺激的なものでした。鈴木准教授の「現場」とかかわる姿勢、「アクション・リサーチャー」としてのあり方など、今回の読書会を通して得られた気づきを大切に、引き続き教師教育・教員養成の現場に真摯に向き合っていきます。


読書会検討文献:
鈴木悠太(2022)『学校改革の理論』勁草書房
鈴木悠太(2018)『教師の「専門家共同体」の形成と展開』勁草書房

読書会の様子① 読書会②