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「第1回三重大学みえの未来共創会議」を開催しました

3月7日(火)、三重大学地域イノベーションホールにおいて、「第1回三重大学みえの未来共創会議」を開催しました。
この会議は、本学が第4期(令和4年度~令和9年度)中期目標に掲げている「より一層の地域共創」を実現するための議論の場として設置する地域連携プラットフォームです。
「三重大学みえの未来共創会議」の構成員には、伊藤学長、各理事、各学部・研究科長等をはじめ、自治体、産業界、医療界、金融界及び教育界等の関係者が学外委員として任命されており、多岐に渡る分野の視点から「みえの未来」について議論が行われます。
今回の会議では、以下の議事について意見交換を行いました。
・ 新教育研究組織について
・ 三重大学の基本理念・目標(案)について
・ 三重大学ビジョン2030について
・ 分野別連携組織における取組状況について(みえの未来医療会議等)
・ 令和5年度概算要求の結果について
・ リカレント教育について

第1回みえの未来共創会議の様子


「新教育研究組織について」では、現在本学で検討している、3つの新たな教育研究組織について説明がありました。国内外の状況や地域のニーズを踏まえ、①半導体に係る人材育成・研究のための組織、②研究力・産官学連携の強化のための組織、③情報・デジタルを基礎とした文理融合型教育のための組織に関する構想について検討を進めている旨の説明がありました。
「三重大学の基本理念・目標(案)について」では、新しい基本理念・目標(案)の紹介があり、三重の知見を世界に発信するのみならず、世界の知見やエネルギーを取り込み地域に還元し、地域共創大学として貢献していきたい旨の主旨説明がありました。
「三重大学ビジョン2030について」では、7月のキックオフでも議題とした「三重大学ビジョン2030」が策定された旨、報告がありました。本ビジョンを構成する教育、研究、社会貢献、医療の4領域の構想について、各担当理事等より説明がありました。
「分野別連携組織における取組状況について(みえの未来医療会議等)」では、本会議の分野別連携組織における取組に関する報告がありました。地域医療分野の取組として「みえの未来医療会議」、地域防災分野の取組として「三重県・三重大学みえ防災・減災センター」の各活動について説明がありました。
「リカレント教育について」では、三重大学リカレント教育センターの活動内容と今後の展開、三重県全体でリカレント教育を推進するためのリカレント教育プラットフォームの構築構想(案)について説明がありました。

会議中の様子


学外委員からは、「行動する力」を備えた学生の育成や半導体人材の育成への強い期待の声をいただくとともに、入試改革の実行や魅力的な学びの場の構築、社会人がアクセスしやすいリカレント教育の構築、産官学連携体制の強化、研究成果を資金獲得につなげる仕組みの構築、地域拠点サテライトと地域の連携強化、研究成果の社会実装段階における工夫の必要性等について様々なご意見をいただきました。
「みえの未来共創」に向けて、本会議でいただいたご意見を踏まえて更なる大学改革を推進していきます。