「みえの未来図共創DAY in 東紀州2022」を開催しました
3月5日(日)、紀北町東長島公民館において、三重大学東紀州サテライトシンポジウム「みえの未来図共創DAY in 東紀州2022」を開催しました。
本シンポジウムは、東紀州サテライトのこれまでの取組と今後の展望を紹介し、東紀州地域の「持続可能な未来創り」を推進することを目的に、東紀州地域の企業、自治体及び教育関係者等を中心に97名の方にご参加いただきました。
冒頭には伊藤正明学長から、「東紀州地域の未来共創に貢献できるよう、三重大学、そしてサテライトを活用していただき、地域と共にさらなる発展を目指していきたい」と挨拶がありました。
続けて、来賓としてご臨席いただいた尾上壽一町長から、地域共創大学としての三重大学へのご期待も交え、地域のさらなる発展のために共に協力していきたいとご挨拶を賜りました。
三重大学長 伊藤 正明 紀北町長 尾上 壽一様
本シンポジウムは二部構成で開催し、第一部は「東紀州地域から描く、みえの未来図」と題し、本学の教員が、地域が抱える課題をテーマに、これまでの活動及びこれからの展望についての講演を行いました。
【第一部】 講演「東紀州から描く、みえの未来図」
講演①:「生活習慣病の予防と運動・スポーツ科学」 教育学部 冨樫 健二 教授
講演②:「災害リスクに備える ~要配慮者対策~」 医学系研究科 磯和 勅子 教授
講演③:「AI・データサイエンス・ICTで変わる学校教育ー地域の教育力充実・地域創生への可能性を探るー」 教育学部 金子 淳 教授
講演④:「地域漁業がこれから何を目指すべきなのかーコロナによる影響から考えるー」 生物資源学研究科 常 清秀 教授
続いて、第二部は「情報交換会」として、第一部の講演者を含め、東紀州地域をフィールドに教育研究活動を展開している教職員が個別ブースを設置しました。参加者からの相談等をお受けし、今後の地域における課題解決に向けたきっかけづくりに大いに活用できる場として、活発な意見交換が行われました。
最後に、閉会にあたり、地域拠点サテライト統括者の今西誠之理事から「今後も引き続き、サテライトと地域の方との良好な関係性を続けていきたい」と挨拶がありました。
東紀州サテライトでは、三重大学が掲げる地域共創大学の実践フィールドとして、東紀州地域の未来創りを行っています。引き続き、ご理解、ご協力いただきますようお願いいたします。