人文学部教職課程『先輩と共に教職を語る会』を開催しました
1月23日(月)~24日(火)、26日(木)、人文学部校舎・IT講義室にて、人文学部教職課程『先輩と共に教職を語る会』を開催し、先輩ゲスト5名(教員採用試験に合格した4名の4年生と1名の卒業生)と約30名の学生(1~3年生)が参加しました。
まず、1日目(1/23)では、冒頭に六角英彰人文学部特任教授が基調提案「教員へと導く動機と信念」と題し、教員として働く目的のために、動機から信念・教師像の確立までのプロセスについて先輩ゲストの経験を紹介しながら講話をしました。その後、第1回目から第3回目に、先輩ゲストが教員を目指した動機、学習ボランティアや大学での活動を通じて教育実習に自信を付けた経験、教職支援センターで教員採用試験の準備をした経験などを話しました。5人の先輩ゲストの教職への想いは様々でしたが、参加学生は、それらの経験を通じて、「こういう教師になりたい」という信念が形づくられていくということが分かったようでした。
1月23日(月)の六角人文学部特任教授の基調提案 |
1月23日(月)の様子 |
先輩ゲストの皆さんは、教職を目指す後輩たちの質問に対し、ひとつひとつ丁寧に回答し、エールを送りました。
1月24日(火)の様子
3日目(1/26)では、参加学生に向けて、中川正人文学部教授が、先輩から経験を聞けるこの貴重な時間では、分からないことを積極的に聞いてほしいと話し、六角人文学部特任教授は、先輩ゲストが経験してきた話をきっかけに、これから自分で動きだしていってほしいと激励し締め括られました。
1月26日(木)の中川人文学部教授(写真左)の講話 |
1月26日(木)の様子 |
3日間を通して参加した学生からは、「自分が50分の授業をするつもりで授業構想を立てて準備をする方法が分かり、教育実習への漠然とした不安が和らいだ」など、それぞれの教師像を描くきっかけになった様子が垣間見られました。
人文学部では、教職を目指す学生さんだけなく、将来、様々な分野で活躍していきたいと考えている学生への支援や取組みを続けていきます。