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附属学校教員と教育学部74期生(1年生)が、教職に対する魅力や戸惑いなどについて座談会形式で交流を行いました

 12月21日(水)、教育学部附属学校園にて、附属学校教員と教育学部74期生(1年生)が、教職に対する魅力や戸惑いなどについて交流する座談会が行われました。

 近年、「教員離れ」に歯止めがかからない状況が続いています。2022年度(2021年度実施)公立学校教員採用選考試験で、小学校教員の競争率(採用倍率)が2.5倍となり過去最低を更新しました。教育現場の労働負担の重さが指摘されるなど、教員養成大学生や教育学部生の中には、教職に対する戸惑いや不安を抱く学生も少なくありません。
 そこで本企画は、教員としての学びを始めた1年生200名を対象に、附属学校園教員との座談会を通して、教員になるモチベーションを向上させることを目的として、今回初めて開催しました。

 座談会は小規模単位で実施され、学生が事前に記入した自己紹介カードに基づき、附属学校教員が「教職の魅力」や「教職に対する不安をどう解消したか」など、人生の先輩としてメッセージを伝えるという内容で進められました。

 座談会に参加した74期生の満足度は96%で、次のような前向きで肯定的な意見が多く寄せられました。
〇自分の将来の不安なことを実際の教員の方に聞くことができて、意義のあるものであった。
〇今よりも教員になりたいと強く思うようになった。
〇質問に対して真摯に向き合いながら答えてくれた。
〇園内の見学をすることができ、様々な工夫について知ることができた。
〇適度な緊張感の中、和気あいあいとした雰囲気で先生方が迎え入れてくれた。そのおかげでリラックスしながら様々な話を聞くことができた。

附属学校教員と教育学部74期生の座談会 

教員と教育学部74期生の座談会