「みえの未来図共創DAY in 伊勢志摩」を開催しました
10月21日(金)、伊勢市伊勢シティホテル2階、平安・桃山・白鳳の間において、伊勢志摩サテライトシンポジウム「みえの未来図共創DAY in 伊勢志摩」を開催しました。
本シンポジウムは「未来への共創」をテーマに、三重大学のこれまでの取組と今後の展望を紹介し、伊勢志摩地域の未来共創を提案することを目的に、伊勢志摩地域の企業、自治体、団体等を中心に84名の方に御参加いただきました。
冒頭には伊藤正明学長から、「伊勢志摩地域の未来共創に貢献できるよう、三重大学、そして地域サテライトを活用していただき、地域と共にさらなる発展を目指していきたい」との挨拶がありました。
続けて、来賓として御臨席いただいた鈴木健一伊勢市長から、地域共創大学としての三重大学へのご期待も交え、地域の産業のさらなる発展のために力を貸していただきたいとのご挨拶を賜りました。
三重大学長 伊藤正明 |
伊勢市長 鈴木健一様 |
本シンポジウムは2部構成で開催し、第1部は「伊勢志摩地域から描く、みえの未来図」と題し、伊勢志摩地域で活動している教員から、地域が抱える課題解決に向けた提案についての講演を行いました。
第1部:「伊勢志摩地域から描く、みえの未来図」
講演1:若者と地域のつながり作りを考える
人文学部 講師 吉村 真衣
講演2:あんしんなブロック塀をめざして
工学研究科 教授 三田 紀行
講演3:志摩半島沿岸の藻場の衰退と水産資源への影響
生物資源学研究科 教授 松田 浩一
講演4:伊勢市における獣害対策 -共存のための区画づくりとジビエの活用-
生物資源学研究科 准教授 三島 隆
第2部は「談話交流の場」として、第1部の講師の教員を含め、伊勢志摩地域をフィールドに教育研究活動を展開している教員それぞれが自身の専門分野等の紹介を行いました。今後の地域における課題解決に向けたきっかけづくりに大いに活用できる場として、その後別室で行われた個別の情報交換会にも多くの方が参加し、活発な意見交換が行われました。
個別情報交換会の様子 |
閉会にあたっては、今西誠之地域拠点サテライト統括者から「今後も引き続きサテライトの取組について情報発信を行っていくとともに、地域の方と密度の高い交流を続けていきたい」と挨拶があり、「みえの未来図共創DAY in 伊勢志摩」は幕を閉じました。
伊勢志摩サテライトでは、三重大学が掲げる地域共創大学の実践フィールドとして、伊勢志摩地域の未来づくりを行っています。引き続き、御理解、御協力いただきますようお願いいたします。