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地域学習「尾鷲高校まちいく」を開催しました

 地域学習「尾鷲高校まちいく」では、地域が抱える課題(ミッション)について、その解決策を高校生自身で考えるプログラムを年間通して実施します。本活動を通して、高校生が地元地域の現状や地域資源等の発見・活用について深く考える機会を提供します。本活動は三重大学・尾鷲市・紀北町の共同事業として実施されます。高校生のサポート役として、南部地域出身の三重大学生も参画します。今年度で8年目となる、地域創生に向けた人材育成の取り組みです。
 今年度高校生が取り組む尾鷲市のミッションは「尾鷲市ゼロカーボンシティ宣言をふまえて『みんなの森』の活用」、紀北町のミッションは「豊富にある農地で新たな農業を!あなたならどうする!!」です。8月23日(火)には、尾鷲市や紀北町でのフィールドワークに取り組みました。

 尾鷲市でのフィールドワークでは、はじめに尾鷲ヒノキ林業の説明をうけた後に、尾鷲市の市有林「みんなの森」を視察しました。林業を主体に自然体験、生物多様性、環境教育などの観点から、子どもから大人まで沢山の人が訪れる森にするにはどのような工夫が必要かを考えながら実際に林内を歩きました。

地域学習の様子尾鷲市の市有林 みんなの森


 紀北町でのフィールドワークでは、実績をあげているマイヤーレモン、トマト、ニンニクなどの農業従事者をまわり、紀北町で農業を始めたきっかけや、紀北町での農業の可能性などについて、お話を伺いました。また、耕作放棄地が増えていることの背景について、学びました。

フィールドワークの様子フィールドワークの様子