令和2年度三重大学入学者の集いを開催しました

3月17日（木）、本学三翠ホールにて、令和2年度三重大学入学者の集いを開催しました。本イベントは、新型コロナウイルス感染症の影響により、入学式の実施が叶わなかった令和２年度入学者のために、何か思い出に残るイベントを開催できないかとの思いで企画したものです。開催にあたり、入口での体温チェックや手指消毒、間隔を空けた着席等、感染防止対策を徹底して行いました。

会場となる三翠ホールは、この度改修が行われたため、本イベントに先立ち、令和2年度入学生のためのイベントの一環として、三翠ホール改修工事竣工式を執り行いました。本竣工式には、伊藤正明学長をはじめ各学部の代表学生５名が参加し、晴天の下、記念のテープカットを行いました。テープにはさみが入ると、観客から大きな拍手が送られ、まもなく、リニューアルされた三翠ホールに参加者が入場を始めました。

竣工式の様子

イベント開会直後のオープニングでは、この日のために制作したプロジェクションマッピングを上映しました。「空のみどり」、「樹のみどり」、「波のみどり」の3つの翠（みどり）・三翠（さんすい）に始まり、人文・教育・医学・工学・生物資源の５学部のイメージ、本学の基本目標である「三重の力を世界へ」のメッセージが込められたものです。

プロジェクションマッピングの様子

伊藤学長からは、「皆さんは三重大学の大切なメンバーであり、皆さんの力が大学の力となります。本日、このように皆さんと共に集まることができ、この機会が、皆さん方や皆さんと我々教職員の輪をさらに広げ、皆さんにとって三重大学で学ぶ後半の新たなスタートの機会となることを願います。」と挨拶がありました。令和2年度入学生代表の鈴木陽菜さんからは、「前例のない状況の中でもできることを探し、行動してきた経験は自分の力となっている。今後2年間の大学生活を実りあるものにしていきたい。」と述べられました。

令和2年度入学生代表挨拶の様子

続いて、合唱団による学生歌斉唱、応援団のステージが行われ、舞台に華を添えてくれました。当日のイベントの模様は、来場できなかった学生に向けてライブ配信も行いました。

最後には、学長と参加学生による笑顔の記念撮影が行われました。イベント終了後も、会場前に設置された令和２年度入学者の集いの看板を前に、学長との一枚を希望する学生による記念撮影がしばらく続いたのが印象的でした。

学長と学生との記念撮影の様子

入学から2年越しのイベントとなりましたが、令和２年度入学生の皆さんにとっても、今日という日が、キャンパスでの良い思い出となることを願っております。

当日お渡しした思い出グッズ：ボールペン・付箋・就活手帳・マスクケース