三重大学障がい学生支援セミナー2021 ～発達障がいに関する基礎知識及び支援・配慮のポイント～が開催されました

２月21日（月）、障がい学生支援セミナー2021～発達障がいに関する基礎知識及び支援・配慮のポイント～（全学FD）がオンラインにて開催されました。
今年度は、障がい学生支援に関わるテーマとして「発達障がい」を取り上げ、高等教育機関における発達障がい支援の第一人者としてご活躍されている高橋知音先生（信州大学）をお招きし、発達障がいに関する基礎や大学における支援・配慮について理解を深めることを目的として、教職員・支援者など学内外の関係者約50名が参加しました。


はじめに、三重大学障がい学生支援センター長の野崎哲哉教授から開会の挨拶が行われ、

つづいて、講演会の講師として信州大学の高橋知音教授をお招きました。

発達障がいの学生への合理的配慮の説明があり、発達障がいの学生の支援について事例をあげながら資料を用いて説明があり、まとめでは、診断があり配慮要請があれば合理的配慮を提供し、また発達障がいの有無にかかわらず、困りごとのある学生にも、教育的対応をしていくようにとお話がありました。
さらに、質疑応答では、実習や学外での活動を伴う授業での配慮の際についてどのように対応するのが良いかなどが示されました。

最後に、学生総合支援支援機構長の鶴原清志理事から閉会の挨拶があり、本日の講演を参考に今後も本学における障がい学生支援の充実を図っていきたいとの思いが述べられました。

参加者は、今後の障がい学生の支援と発達障がい支援について考えていく上で有意義な時間を持つことができたようでした。