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「オープンデータカード〝SDGsスクエア〟〈三重県版〉」のテストプレイを行いました

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、三重県、三重大学(人文学部青木研究室)およびNPO法人Mブリッジの「産官学民」4者連携による共同事業「ミエミライ」の活動の一環として、「オープンデータカード〝SDGsスクエア〟〈三重県版〉」を作成し、そのテストプレイを12月15日(水)に本学人文学部法律経済学科の学生(2年生)17名の参加を得て行いました。

テストプレイ会場 SDGsスクエア三重県版


「ミエミライ」という事業は、三重の幸せな未来を思い描きながら対話を通じて魅力向上や課題解決のアイデアを考えるワークショップとして、2018年度および2019年度に開催しました。このような場に多様な立場の方たちが集まって、より対話が行いやすいようにするために2020年度よりカードゲーム形式を取り入れたツール開発を4者が連携して行ってきました。
この度、「オープンデータカード〝SDGsスクエア〟〈三重県版〉」として完成しましたので、正式リリースを行う前に、三重大学の学生の協力を得て、テストプレイを行いました。
この「オープンデータカード〝SDGsスクエア〟〈三重県版〉」は、三重県のオープンデータをもとに、県内の地域課題の現状についてSDGsと関わらせながら、クイズを通して気軽に学べるカードツールです。大学や地域におけるワークショップ等の現場で活用いただくことで、地域課題を自分ごととして考えるきっかけを提供し、主体的に地域に関われる人を育むことを目的としています。

当日は、NPO法人Mブリッジ代表理事の米山哲司氏がファシリテーターとなり、SDGsの考え方が三重県というローカルな課題と結びついていることについて学んだ後に、4つのグループに分かれて実際にカードツールを用いて、三重県の課題と現状について知るとともに、意見交換しながら認識を深めていきました。

盛り上がる学生の様子 集合写真


また、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社経営改革本部コーポレートコミュニケーション統括部CSV推進部コミュニティリレーション課長の奥堀一世氏より同社のSDGsの取り組みについて、さらに三重県戦略企画部企画課主任の佐藤克哉氏より「三重県SDGs推進パートナー登録制度」について、それぞれ紹介がありました。

今回のテストプレイの成果を踏まえて、今後はこのカードツールを活用したワークショップを三重県内で展開していくとともに、ファシリテーター養成講座を通じてカードツールがより多くの場で活用されることを目指していきます。