教養教育シンポジウム2021「教養教育カリキュラムと組織　7年半の検証」を開催

　三重大学では、2014年4月に教養教育カリキュラムを運営する組織を設置し、2015年4月から現行カリキュラムを開始しました。教授会を持つ学部相当の組織として、責任あるカリキュラム運営を行い、実績を積み重ねてきました。しかし、この教養教育のあり方の一つの試みは、本年度末をもって終了することになりました。そこで、2021年11月27日（土）に、今回で第4回目となる教養教育シンポジウム2021を開催し、７年半の歩みを検証しました。
　シンポジウムでは、教養教育のカリキュラムと組織に関する報告に引き続き、外部評価者により、自己点検・評価書に基づく評価結果が報告されました。後半は、外部コメンテーターによるコメントを含む参加者による討論が行われました。
　今後の新カリキュラムや組織のあり方を検討する上でも、また、学外の教養教育関係者にとっても有意義なシンポジウムとなりました。当日は北は東北から南は沖縄まで、大学、高校、予備校等からの参加もあり、関心の高さが窺えました。

○プログラム
日程：2021年11月27日（土）13:00-16:30
場所：教養教育校舎190番教室及びZOOM

13:00-13:05　開会の挨拶（伊藤正明学長）
13:05-13:20　教養教育の理念とカリキュラム（大野研教養教育院長）
13:20-13:45　現行カリキュラムの成立とその背景（井口靖元教養教育機構長）
13:45-14:10　教養教育の実績報告（綾野誠紀教養教育院副院長）
14:10-14:40　評価結果報告（石井潔前静岡大学学長・放送大学静岡学習センター所長）
14:40-15:10　評価結果報告（山田康彦元教育担当理事・教育学部特任教授）
15:10-15:25　休憩
15:25-16:20　全体討論（コメンテーター：野吾教行河合塾教育研究開発本部チーフ）
16:20-16:30　コメント及び閉会の挨拶（鶴原清志教育担当理事）

○参加者数：学内（教養教育院）　52 (31)　名
　　　　　　学外　　　　　　　　42 　　　名
　　　　　　計　　　　　　　　　94 　　　名

○シンポジウムの様子
<会場の様子>

会場の様子