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令和3年度研究に関するコンプライアンス研修会が開催されました

 令和3年12月20日(月)に教員・研究員・技術職員・研究支援に関わる事務職員・大学院生を対象に「研究に関するコンプライアンス研修会」が開催され100名程度の参加がありました。
本研修会は、三重大学における公正な研究活動の推進を目的として毎年開催されています。今年度は昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症予防のため、オンラインによる開催となりました。
 はじめに、酒井俊典副学長(研究担当)から開会の挨拶と研修会の趣旨説明がありました。引き続き、酒井副学長から研究不正の事例及びその背景や共著論文のオーサーシップについて、実験データ等の保存の期間及び方法について講演がありました。
 次に、百五総合研究所理事・コンサルティング事業部統括部長から「大学におけるリスクマネジメントについて」と題し、企業側の視点から大学におけるリスクマネジメント態勢強化の概要について講演がありました。
 続けて地域イノベーション推進機構 狩野幹人准教授より、「大学における教育・研究と安全保障-安全保障輸出管理の観点から-」と題し、安全保障輸出管理を含む産学官連携リスクマネジメントの動向や、最近話題となっている米中における経済・技術覇権争いと教育・研究について講演がありました。
 最後に医学部附属病院 小椋透講師より、「正しい統計データのとり方について」と題し、信頼性の高いデータを取得するための研究方法・調査方法から報告書・論文作成を行う上で留意する点について講演がありました。
 参加者は公正な研究活動に実施に向けて、理解を深めていました。三重大学では、今後も公正研究の推進に積極的に取り組んでいきます。講演会の様子は動画を録画しており、学内限定で視聴可能となっております。

▷研修会内容については、こちらをご覧ください。

【問い合わせ先】研究推進チーム 内線9704