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学生支援サミット2021 ~withコロナ時代に求められる「人の繋がり」の形 in三重大学~

 9月29日(水)、「学生支援サミット2021 ~withコロナ時代に求められる「人の繋がり」の形in三重大学~」をオンライン開催しました。

 本サミットは、学生・教員・職員が協働しながらディスカッションを行い、より良い三重大学となるよう考えていく貴重な機会として、学生総合支援機構主催で毎年開催されているイベントです。本年度は「withコロナ時代に求められる「人の繋がり」の形in三重大学」をテーマに、学生・教職員合わせて94名が参加し、学生総合支援機構障がい学生支援センターの風間惇希講師の進行のもとサミットが行われました。

鶴原理事風間講師

 冒頭、学生総合支援機構長の鶴原清志教育担当理事から「本日はいろいろな形でお話いただいて、グループの中での提案や提言が一つでも何かの形になればと思いますので、ぜひ活発なご意見等をお寄せいただければと思います。」と開会の挨拶がありました。
 続いて、風間惇希講師より今回のテーマである「withコロナ時代に求められる「人の繋がり」の形in三重大学」についての説明がありました。
 学生は学部ごとに教職員を含めたグループに分かれ、グループワークを行いました。
 その後、各グループのプレゼンテーションが行われ、コロナ禍の今、「人の繋がり」というテーマについて、学生や教職員は何に困っているのか、その困りごとの要因(原因)、更にコロナ禍であっても今以上に人と繋がる機会やコミュニケーションを取れるようになるための企画や仕組みの提言について発表されました。

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 発表後、鶴原清志教育担当理事から「昨年度と比べて、新型コロナウイルスの感染対策が把握できてきたことを受け、'何々の行動をしてはいけない'とういうマイナスのメッセージだけでなく、プラスのメッセージも出せるように考えていきたい。また、学生の皆さんはSNSを駆使しているように見えても、実はコミュニケーションに大変苦労していることが把握できたので、大学として、話合いのスペースを作るとか、上下の繋がり、学部間の繋がりなど、何か提供できるようにしていきたい。」
と総括がありました。

 最後に、学生総合支援機構副機構長の野崎哲哉教育(学生総合支援)担当副学長から「学生支援サミットの目的は、三重大学で生じているいろいろな課題を取り上げ、学生だけでなく教職員も一緒になって考え、問題を顕在化させ今後の解決策を見つけていくというものであり、今回いただいたさまざまな意見を今後の学生支援の取組みに生かしていきたい。特に、対面に近い形での自由な話合いができるオンラインの場を設けることが重要であると感じているため、大学としてこのような場を工夫して設けていきたい。」
と閉会の挨拶がありました。

 新型コロナウイルス感染症感染拡大防止の観点から、今年度も学生支援サミットはオンライン上での開催となりましたが、学生・教職員の積極的なディスカッションが行われ、大変有意義なサミットとなりました。