?発見塾 2019年度



開催日 5月25日(土)13:30~15:00 チラシ
会 場 津リージョンプラザ津図書館視聴覚室
テーマ 「なぜ「忍びの里」は発生したのか―伊賀国・近江国甲賀郡と忍者の関係―」
講 師 三重大学国際忍者研究センター 准教授 高尾 善希

忍者は、奇襲や諜報をおもな任務にした、傭兵(百姓)・下級武士集団です。南北朝期から戦国期にかけておもに活躍し、全国各地に存在しています。しかし、なぜ「忍者」といえば、伊賀者・甲賀者なのでしょうか? それは、伊賀国・近江国甲賀郡出身の忍者が有能であったからですが、なぜ有能であったのでしょうか。そこには、れっきとした理由あるのです。おそらく、講義を聞いていただければ、「なるほど!」と納得していただけると思います。そして、「忍者市」を標榜し、三重大学国際忍者研究センターをも抱える伊賀市としては、どのような観光戦略をとるべきなのか、という話題にも言及したいと思います。

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koe < 参加者の声 >
・伊賀の歴史背景・忍者の事が興味深くてよくわかった。津の事ももっとやってほしい。・研究成果を一般市民感覚で分かり易くお話しして頂けて良かったと思いました。             

 

■2019年7月27日の?「発見塾」は 台風6号のため中止されました。



開催日 9月28日(土)13:30~15:00 チラシ
会 場 津リージョンプラザ津図書館1階視聴覚室
テーマ 「音楽の科学」
講 師 教養教育院 教授 野呂雄一

物理学や数学の視点から音楽を眺めてみようと思います。例えば、ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの音階はどのように決められているのか、弦楽器や管楽器の音の高さや音色の違いは何で決まるのか、和音はなぜ綺麗に聞こえるのか等について考えてみましょう。そこには美しい数学の世界が広がっています。

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koe < 参加者の声 >
・音楽と数学が結びついているという、不思議だけれど科学的根拠があるということがわかりました。分析するっておもしろいとおもいました。・前半は少し話がむつかしかったが、平均律と純正律の違い、数学的な美しさがなんとなくわかって良かった。作図や実験もおもしろそうです。    

           



開催日 11月30日(土)13:30~15:00 【チラシ】
会 場 津市芸濃コミュニティセンター(津市芸濃庁舎2階)大会議室
テーマ 「感染症知らずの毎日を過ごすには?」
講 師 三重県医療保健部医療政策総括監 田辺正樹 

医学部附属病院感染制御部 感染管理副看護師長 新居晶恵

みなさんは、インフルエンザ、ノロウイルスに対して、どのような対策をしていますか?風邪をひいたとき、抗生物質で治そうと思っていませんか?感染症はだれもがかかる身近な病気で、人から人へと拡がっていく特性があります。細菌の治療薬である抗生物質は、むやみに使うと、薬が効きにくくなる場合もあります。本講演では、感染症をおこす微生物(細菌とウイルスの違い)や、感染症の治療や対策の基本について、手洗いの練習を交えながら、正しい知識を身につけていただきたいと思います。

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< 参koe加者の声 >
・手洗いの実践は良い経験でした。これからも気をつけて洗います。マスクの交換をしっかりするようにします。

・今回の事はもっとひろめていただきたい。

           



開催日 1月25日(土)13:30~15:00 チラシ
会 場 津リージョンプラザ1階視聴覚室(津図書館内)
テーマ 「漢方・東洋医学の知恵を、上手に生かした健康ライフ」
講 師 医学部附属病院漢方外来 助教 高村光幸

CMに出てくるカタカナ交じりの薬、実はその中身、漢方薬です、というのが意外と多い事、ご存じでしょうか。漢方薬には、処方箋もなく薬局で購入できるものもありますが、本来は小難しい東洋医学理論に基づいて使う、れっきとしたお薬であることも忘れてはいけません。思わぬ落とし穴に落ちないためにも、正しい知識が必要です。長い歴史に培われた東洋医学の考えは、現代人に多くの知恵を与えてくれます。生活に生かせる東洋医学のヒントをお話いたします。

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< 参koe加者の声 >
・とてもわかりやすく、今後もまた聞きたいと思う内容でした。初めて知ることが多く、楽しかったです。

・大変良かった。理解できました。漢方の勉強になりました。

           

■2020年3月21日の?「発見塾」は新型コロナウイルス感染症拡大防止の為中止になりました。