?発見塾 2015年度

開催日 5月23日(土)13:30~15:00
会 場 津リージョンプラザ 2F 健康教室
テーマ 「三重大学の酒造り、梅酒からビールまで~微生物利用の可能性~」
講 師 苅田修一 生物資源学研究科教授
参加者 48名

三重大学では、津市からの要望をうけ、白塚の寒紅梅酒造(株)と地域活性化をめざし、学生が酒造りに参加したインターンシップ事業を行っています。米のこと、微生物のことを現場で体験しながら勉強します。この取組みで、日本酒に梅を漬けた梅酒が、全国二位の評価を得ました。また、伊勢で地ビールを製造する角屋麦酒の社長自らが大学院の学生となり、天然ビール酵母を単離しました。その酵母で発酵したビールが国際ビアカップで金賞を受賞しました。三重大学では微生物を使った地域活性化をめざしています。

hk_150523_2hk_150523_1koe < 参加者の声 >
・三重大学の活動がこの頃大変活発になりビックリです。おおいに頑張って下さい!!
・発見塾らしい、いろいろ新しい視点をあて、楽しい企画を楽しみにしております。ありがとうございました。

開催日 7月25日(土)13:30~15:00
会 場 久居総合福祉会館レクリエ-ションホール
テーマ 「防ごう!認知症 ~ならないための生活とは?」
講 師 佐藤正之 医学部附属病院認知症センター副センター長、准教授
参加者 87名

認知症患者は現在、全国で462万人おり、2025年には少なくとも700万人を超えると予想されています。認知症の多くは未だ根本治療法はありませんが、生活習慣の管理により発症の危険を減らせることが明らかになってきました。この講演では、認知症予防に役立つ非薬物療法について、当講座の取り組みを交えて紹介いたします。

hk_150725_2 hk_150523_1 koe< 参加者の声 >
・たいへん有意義なお話を伺いました。「音楽+運動」を勉強し、地域の活動に活かしたいと思います。
・関心の高い内容で、とても良かったです。地域ぐるみで「認知症予防」への取りくみをぜひ行政でお願いしたいです。

開催日 9月26日(土)13:30~15:00 <チラシ>
会 場 津リージョンプラザ 2F 健康教室
テーマ 「神風の伊勢の海〜猿田彦大神と神武天皇から考える〜」
講 師 宮崎照雄 三重大学名誉教授
参加者 92名

「神風」の歴史として、元寇(文永の役と弘安の役)における元と属国高麗の軍船の撃沈、万葉集の大津皇子の歌、倭姫による天照大神の遷幸と伊勢鎮座、『伊勢国風土記』の伊勢津彦説話、そして神武歌謡をあげることができます。それでは、「神風」とはどんな風なのか?「風」を吹かせる神は誰なのか?「神風が吹く伊勢の海」は何処を指すのか?三重県に住む私たちは何の疑問ももたない事かも知れませんが、『古事記』と『日本書紀』を理系の学者が読み解くと、「神風の伊勢」は伊勢市ではないのです。では本当の「神風が吹く伊勢の海」は何処か?それをお話しします。

hk_150926_2 hk_150926_1 koe< 参加者の声 >
・伊勢...宮崎の解釈は面白かった。猿田彦についてさらに解明してほしい。水産学の見地からの論理的な考察はもっと進めてほしい。
・先生独自の研究での講演は有意義でした。更なる研究成果の講演を希望します。

開催日 11月21日(土)13:30~15:00 <チラシ>
会 場 津リージョンプラザ 2F 健康教室
テーマ 「介護予防と防災対策のための健脚づくり~ゴムバンドによるはつらつ健脚運動~」
講 師 磯和勅子 医学部看護学科教授
参加者 81名

加齢に伴い身体機能と認知機能は低下します。現在、高齢者の6人に1人が介護認定を受けており、その原因の約6割は、脳卒中、認知症、骨折・関節の病気です。これらの病気は、日々のちょっとした健康習慣で予防でき、特に運動の効果が期待できます。また、高齢者は、身体機能の中でも足腰の筋力が低下しやすく、閉じこもり、寝たきりの原因になっています。そこで、今回は、介護予防と防災対策に役立つ、ゴムバンドを使用した簡単で効果的な健脚運動の方法について話します。

hk_1121_2 hk_151121_1 koe< 参加者の声 >
・自分の健康のためなので興味がわきました。高齢なので健脚運動に励みたいです。
・大変勉強になりました。ありがとうございました。またこのような講演に参加させていただきたいと思いました。

開催日 1月30日(土)13:30~15:00 <チラシ1><チラシ2>
会 場 三重県総合博物館 3F レクチャールーム
テーマ 「昭和戦前の津の暮らしと住まい」
講 師 菅原洋一 工学研究科教授
参加者 134名

城下町から県所在地へと変貌を遂げていった津の町。文化協会創立30周年記念事業の「よみがえる昭和の津のまち」展に寄せて、明治から昭和戦前までの津の町の佇まいや暮らし、住まいを振り返り、今日に受け継がれた津の町のDNAを考えていきます。

hk_160130_1 hk_160130_2 koe< 参加者の声 >
・私は昭和30年代以降の津のことしか知りませんが、子供の頃に過ごした津市のことを伝える術などありません。こういう場所で見たり聞いたりすることで、いろいろ思い出す事や新しく知ることがあり、楽しい時間が過ごせてよかったです。 ・戦後生まれですが、少しは薄い記憶に残る風景もあり、大変良いお話でした。最後の海岸の風景の平和そうな親子連れの写真を最後の平和な一コマと言われたのが耳に残りました。この平和が無残に崩れゆく戦争に突入するのですが、その責任の所在、結果等をさらに掘り下げていただければと思いました。ありがとうございました。

開催日 3月26日(土)13:30~15:00 <チラシ>
会 場 津リージョンプラザ 2F 健康教室
テーマ 「音痴矯正と認知症の予防・改善~歌う喜びを活かす~」
講 師 弓場徹 教育学部教授
参加者 170名

城下町から県所在地へと変貌を遂げていった津の町。文化協会創立30周年記念事業の「よみがえる昭和の津のまち」展に寄せて、明治から昭和戦前までの津の町の佇まいや暮らし、住まいを振り返り、今日に受け継がれた津の町のDNAを考えていきます。

hk_160326_1 hk_1603026_2 koe< 参加者の声 >
・難しい話でねむくなるのかと不安でしたが、笑いを誘いながらのご指導に時間が短く感じました。歌の実力でぐいぐいと吸い込まれました。いつもほがらかな気持で歌えたらいいなあと想いながら楽しいお話を聞かせていただきました。 ・あきらめず競いあって歌うことを喜びあうと言う事が大切だと思いました。実際の歌が聞けて良かったです。ありがとうございました。