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キャリア支援部門

三重大学における教育的インターンシップの取組

インターンシップの位置付け

三重大学が進めるインターンシップは、「教育的インターンシップ」と称し、大学教育の一環として位置付けられています。大学での学修と社会組織での実習・経験を結び付けることで、学修を深化させ、新たな学習の意欲を喚起させるとともに、学生に自己の職業適性や将来設計について考える機会を提供します。

インターンシップの取組自体は教育の質保証の重要な要素であり、三重大学および各学部・学科が掲げるディプロマ・ポリシーに沿った教育実践の一環として活用されるものです。

学生の多様な進路をふまえ、インターンシップを狭い意味での就業体験とは捉えず、多様な社会的実践の取組を含むものとして位置付け、部局で認めたもの全てを幅広く含むものとします。

人文学部

人文学部では、学生の以下のような活動を「教育的インターンシップ」とする

①学生が社会的諸組織との関わりにおいて行う実践活動・実習活動であること。

②その活動が、本学部がディプロマポリシー(学位授与の方針)において掲げる能力を形成する上で有益なものであること。

③その他、本学部が定める条件を満たすものであること。

卒業要件となる「教育的インターンシップ」の条件(2019~2022年度入学生対象)
  • 雇用契約に基づく活動(いわゆるアルバイト)に該当しないこと。
  • 活動時間が合計 10 時間以上であること。
  • 活動内容が証明できるものであること。
  • 活動の前後で、大学で実施される所定の事前指導・事後指導を受講していること。
「教育的インターンシップ」として認定される主な活動
  • 企業、自治体等において行われる就業体験としてのインターンシップ
  • 資格取得に伴う実習(教育実習・博物館実習)
  • 海外留学・語学研修・海外研修
  • その他学内外で行われる実践活動・実習活動

工学部

工学部では、コース毎にインターンシップ科目を定め、これらの科目の修得が卒業に必要であることを学修要項に明示しています。(2022年度入学以前の学部学生が対象)また、学部修士一貫コースを選択した者は、卒業研究の代わりに長期インターンシップを選択することができます。

各コースの教育的インターンシップ(インターンシップ科目)は以下の通りです。

コース 授業科目名等 履修年次

  • 機械工学 工場見学、インターンシップⅠ・Ⅱ 定めなし
  • 電気電子工学 工場見学、インターンシップⅠ・Ⅱ 定めなし
  • 応用化学 工場見学、インターンシップⅠ・Ⅱ 工場見学のみ3年
  • 建築学 建築学実習、インターンシップⅠ・Ⅱ 定めなし
  • 情報工学 工場見学、インターンシップⅠ・Ⅱ、実践ソフトウェア開発演習 定めなし
  • 日数等詳しくは各年度のシラバスを参照してください。

生物資源学部

生物資源学部では、学修要項に卒業のための要件として「教育的インターンシップ」への参加を明記し、「教育的インターンシップ」の内容や手続きは別に定めています。(2022年度入学以前の学部学生が対象)

本学部で「教育的インターンシップ」として定める課外活動と正規科目のいずれかに参加すること
(1)課外活動:3日間(実働18時間)以上の活動
  • キャリア支援部門に申請するインターンシップ
  • 自由応募のインターンシップ
  • 教員の紹介によるインターンシップ
  • 国際交流協会が行う海外農業研修
(2)正規の科目
  • 教育実習
  • 博物館実習
  • 現代社会理解実践(教養教育科目)
  • インターンシップ科目群
  • 生物資源学インターンシップ

教育学部

教育学部は,ディプロマポリシー(DP,学位授与方針)に掲げた「学校現場における諸課題に対応できる実践的指導力を身につけた地域に貢献しうる教育人材を育成する」という目標を達成するために,教育現場等で学生が活動する内容を含む次の授業等を教育学部における教育的インターンシップと位置付け,これらの履修を卒業要件としています。

履修学年、授業科目名等と卒業に必要な単位数

  • 1年次 教育実地研究基礎 1
  • 2年次 教育実習事前実習 (注)
  • 3年次 教育実習 3または5
  • 4年次 教職実践演習 2

注:教育実習の単位に含まれる