センター長あいさつ
三重大学では、学生総合支援として、経済的困窮学生に対する修学支援や生活支援、就職支援、学生相談等の幅広い活動を行っております。また、ピア・サポート体制や課外活動の整備・充実にも力を入れ、学生のみなさんが本学に入学してから卒業に至るまで、安心かつ充実した大学生活を送ることが出来るよう取り組んでいます。
学生支援の窓口では毎日、学生の修学・生活上の相談を親身になって受け付ける「学生支援企画部門 修学支援ユニット」、さらに「学生支援企画部門 学生相談ユニット(学生なんでも相談室)」や「障害学生支援部門」では、どんなことでも気軽に相談できる体制をとっています。また、学生の課外活動等を支援する「学生支援企画部門 学生活動ユニット」があります。こうした学生支援は、学内外の諸機関や地域とも連携しながら、学生にとっての最善を目指して取り組んでいます。
一方、学生のみなさんにとっての重要な関心事である進路問題については、学生支援・キャリアセンター内の「キャリア支援部門」を中心に万全の体制をとっています。キャリア教育の推進、就職ガイダンス、専門カウンセラーによる就職相談等、充実した取り組みを進めています。今、企業・団体等において積極的に取り組まれているインターンシップについても、三重大学では「教育的インターンシップ」として位置付け、地域社会の協力も得ながら取り組みを進めています。
私は、学生のみなさんが有意義な三重大学生活を送られることを祈念しておりますが、ぜひとも知っておいていただきたいことがあります。それは、本学では学生自身も多様な形で学生支援の取組に参加しているということです。例えば、学生支援サミットは、学生と教職員がともに本学のさらなる発展の在り方を考える場として機能しています。また学生自身の学びの発表の場としてのアカデミックフェアは、学生の司会進行の下で進められています。日常的にもピア・サポート活動や学生団体の活動が非常に活発に行われており、本学の学生支援には多くの学生の協力もあることをぜひともご存じいただきたいと思います。
最後に、学生支援・キャリアセンターはいつでも学生みなさんの味方です。気軽に利用して下さい。そして、ともに三重大学での充実した学生生活を築いていきましょう。
2024年4月
三重大学副学長(教育(学生総合支援)担当)
学生支援・キャリアセンター長 冨樫 健二