海外渡航等自粛要請の変更並びに県内発生時の対応について(重要・第10報)

平成21年5月28日

三重大学学生、教職員及び全ての関係者各位

新型インフルエンザ対策本部
本部長 内田 淳正

海外渡航等自粛要請の変更並びに県内発生時の対応について(重要・第10報)

これまで、感染国を含めた海外への渡航自粛並びに国内感染地域への出張や各種大会、スポーツ等の対外試合等について自粛、延期、目的地変更等の対 応をお願いしてきましたが、国の新たな基本的対処方針(平成21年5月22日)(参考1)等を踏まえ、その取扱いを下記のとおり変更します。

各部局におかれましては、学生・教職員への周知について、引き続きよろしくお願いします。

  1. 海外渡航の自粛要請は原則行わないこととしますが、依然として世界各国で感染が報告されていることから、渡航に当たっては外務省感染症危険情報やWHOの感染情報(厚労省検疫所HP: http://www.forth.go.jp/)に十分留意し、感染予防対策(人混みを避ける、マスク着用、手洗い・うがい)の励行をお願いします。
    また、海外からの帰国(入国)者については、5月21日付け第9報の取扱い(自宅待機の必要なし、帰国後7日間の健康観察を行う)の通りです。
    なお、日本国内での患者発生により、訪問国によっては検疫強化の対象になる場合がありますので、事前情報の収集に努めてください。
  2. 感染発生が報告された都道府県(※)への出張、訪問等についても自粛要請は行いませんが、その必要性を十分勘案し、感染予防対策(人混みを避ける、マスク着用、手洗い・うがい)の励行をお願いします。
    なお、今後県内で感染が確認された場合、対策本部において発生地域及び感染拡大の範囲、学内感染の有無等の状況を総合的に評価し、通常通りの授業から部 分的な休講あるいは全学的な休校まで、状況に応じた休業措置等について、本学ホームページ、学生用情報システム等により連絡しますので、これらの情報に引 き続きご注意ください。
  3.  学生・教職員等又は家族が新型インフルエンザに感染した(疑いを含む。)場合あるいは濃厚接触者と判定された場合には、本学連絡先(別紙)へ報告するとともに、保健所等の指示に従ってください。

参考1.国の基本的対処方針(抜粋)

二.患者や濃厚接触者が活動した地域等において、地域や職場における感染拡大を防止するため、次の措置を講ずる。

(二)外出については、自粛要請を行わない。ただし、外出に当たっては、人混みをなるべく避けるとともに、手洗い、混み合った場所でのマスク着用、咳エチケットの徹底、うがい等を呼びかける。

(四)集会、スポーツ大会等については、一律に自粛要請は行わない。ただし、主催者に対し、感染の広がりを考慮し、当該集会等の開催の必要性を改めて検討するとともに、感染機会を減らすための工夫を検討するよう要請する。

参考2.三重県の「新型インフルエンザ対策」主な当面の対処方針

http://www.pref.mie.jp/TOPICS/2009050364.htm

感染発生が報告された都道府県(※)

5月28日8:00現在  10都府県 364人

兵庫県、大阪府、滋賀県、京都府、東京都、神奈川県、埼玉県、福岡県、静岡県、和歌山

上記報告数は累計であり、新規報告数は確実に減少しています。