2026年度 開催案内
| 開催日 | 5月30日(土) |
| 会 場 | 津リージョンプラザ1F中央保健センター待合ホール |
| テーマ | 国民国家とナショナリズム―共生を可能かつ不可能にするものについて |
| 講 師 | 馬原 潤二(三重大学教育学部・教授) |
私たちの生活は国家なしには考えられません。しかし、この国家というものが人々の共生を可能にしてくれるものであると同時に不可能にもするくせ者なのです。いったいどういうことでしょう。そのからくりを近代国家たる国民国家の歴史的な成り立ちにまでさかのぼって考えてみたいと思います。キーワードはナショナリズムです。私たち「国民」の来歴、そして将来について、政治思想の世界から一緒に考えてみませんか。
| 開催日 | 7月11日(土) |
| 会 場 | 津リージョンプラザ1F中央保健センター待合ホール |
| テーマ | 生活を彩るヒント~英国のアーツ&クラフツと日本の民藝 |
| 講 師 | 関 良子(三重大学人文学部・教授) |
今や百円ショップなどでも目にするようになった、少しおしゃれな英国らしい図柄に、ウィリアム・モリス・デザインがあります。19世紀ヴィクトリア朝に生まれたモリスは、結婚後の新居を彩るための家具を、友人たちとデザインした経験をきっかけに、家具・インテリアの商会を立ち上げ、やがては「ふつうの人」が幸せに働き暮らせる社会を目指して、社会運動を進めていきます。今回のお話では、モリスの思想から生まれた英国のアーツ&クラフツと、ちょうど百年前に日本で生まれた民藝をヒントに、生活を彩ることについて皆さんと考えたいと思います。
| 開催日 | 9月12日(土) |
| 会 場 | 津リージョンプラザ1F中央保健センター待合ホール |
| テーマ | 国際スポーツ大会の裏側! 柔道日本代表の活動レポート |
| 講 師 | 川戸 湧也(三重大学教育学部・准教授) |
講師は日本オリンピック委員会の強化スタッフとして,これまで3度の五輪をはじめ多くの国際柔道大会にスポーツアナリストとして参画してきました.「五輪代表のスポーツアナリスト」と聞くと,多くの方は「華々しい仕事だ」とお考えになるでしょう.しかし,五輪は世界のトップを決める大変特殊な場所ですので,予期しない出来事(多くがトラブル)があります.今回の「?発見塾」では,そうした国際スポーツ大会の裏側で何が起こっているのか,そこにいるスタッフは何をしているのか,現場の声をお話しします.また,まもなく開催される名古屋アジア競技大会の見どころについてもお話しします.
| 開催日 | 11月28日(土) |
| 会 場 | 未定 |
| テーマ | 脂肪肝「身近だけれど油断できない病気」 ― いま知っておきたい最新知識 |
| 講 師 | 中川 勇人(三重大学医学系研究科消化器内科学・教授) |
脂肪肝は、健康診断などでよく指摘される身近な病気ですが、多くの場合は自覚症状がなく、つい放置されがちです。しかし、進行すると肝硬変や肝がんにつながることもあり、決して油断できません。本講演では、脂肪肝がどのように起こり、なぜ注意が必要なのかを分かりやすく解説します。あわせて、痛みなく短時間で肝臓の硬さや脂肪の量を調べることができる検査「フィブロスキャン」をはじめとした最新の検査方法について紹介します。「フィブロスキャン」は、県内では三重大学でのみ受けることができる検査です。また、予防や日常生活で気をつけるポイントに加え、薬物治療に関する最新の情報についてもお伝えします。
| 開催日 | 1月23日(土) |
| 会 場 | 未定 |
| テーマ | 糖尿病は人それぞれ~"意外と知らない"予防・治療のコツ~ |
| 講 師 | 古田 範子(三重大学保健管理センター・講師、三重大学附属病院 糖尿病・内分泌内科・講師 ) |
糖尿病は、同じ病名でも一人ひとり状態が異なります。 体質(インスリンの出方)や年齢・体格、持病・合併症、暮らし方によって、目標や対策は変わります。
治療中でも、必要な薬を控えて無理な食事制限をしている方がいる一方、生活習慣を整えれば薬を減らせるのに頼りきってしまう方もいます。
近年、糖尿病治療はますます進歩しており、選択肢も広がっています。
本講演では、健診や診察での検査値の見方に加え、食事・運動・行動療法などを含む"自分に合う予防・治療"の見つけ方、合併症の防ぎ方をわかりやすく解説します。
知っているようで"意外と知らない"糖尿病予防・治療のコツを、一緒に学んでみませんか?
| 開催日 | 3月27日(土) |
| 会 場 | 津リージョンプラザ1F中央保健センター待合ホール |
| テーマ | 変わりゆく森を調べる ―森の樹木と生き物たちの変化― |
| 講 師 | 木佐貫 博光(三重大学大学院生物資源学研究科・教授) |
日本は森林面積が国土の3分の2を占めるという点で緑豊かな国です。一方,過剰に増えたニホンジカによる植生の改変が20世紀末から報告され始め,とくに太平洋側の下層植生は著しく衰退しています。最近ではツキノワグマが市街地に現れるようになり,人間の生活に支障が出始めています.シカとクマはもともと森にすむ野生動物ですが,なぜ人里に現れるようになったのでしょうか。本講演では,森と生き物たちの変化について考えていただくために,日本における森林利用の変遷と野生動物の個体数変動を説明し,自身で調査を行っている三重大学演習林(津市美杉町)や大台ヶ原(奈良県上北山村)の森林の変化を紹介します。



