インフルエンザ発症者及び濃厚接触者に該当する学生の取扱いの変更について(第20報)

平成21年11月30日

三重大学学生及び各部局等担当者 各位

新型インフルエンザ対策本部
本部長 内田 淳正

インフルエンザ発症者及び濃厚接触者に該当する学生の取扱いの変更について(第20報)

三重県教育委員会によりますと、県内の保健所への患者届け出数は警報レベルが続いているものの、出席停止報告は減少傾向にあるとのことです。また、本学における直近1ヶ月の患者報告数は週当たり平均64人でほぼ横ばいの状態で推移しており、学内における顕著な感染拡大は見られません。

このような状況から、これまで感染拡大防止のため、インフルエンザを発症した学生には発症後7日間の自宅待機を要請していましたが、今後は下記のとおり取り扱うこととします。

なお、今後も感染予防のため、手洗い・うがい・咳エチケットの励行を引き続きよろしくお願いします。

発症した場合

  1. インフルエンザ様症状が出た場合、所属学部の学務担当者に連絡して下さい。また医療機関への受診の有無にかかわらず、熱が下がった日(解熱剤を使わなくても体温が37℃以下になった日)の翌日より2日間は登校禁止とします。この間は、たとえ自覚症状が全くなくても外出は控えて下さい。症状が出た日の翌日より7日間は、マスク着用、手洗いと咳エチケットを励行し、不要不急の外出は控えて下さい。
  2. 発症者は、発症した前日から他人に感染させる可能性があるので、接触した方に注意を促して下さい。

濃厚接触した場合(従来どおり)

  1. 濃厚接触者又は接触があったと認められる者について、インフルエンザ様症状(発熱、咳、咽頭痛、鼻汁など)がなければ、4日間の健康チェックをしながら登校する。この期間は、できるだけ集団行動を避けるようにする。
  2. 4日間の健康チェック期間中に上記症状を認めた場合は、速やかに医療機関を受診すること。(インフルエンザと診断された場合の対応は、発症者に準ずる)

発症者の行動調査

各部局等担当者は、発症日の前日からのクラブ・サークル等課外活動への参加状況及び寮・寄宿舎への入居の有無を把握し、クラブ・サークル、寮の責任者への連絡を指示して下さい。