最新型スマート軸受診断器、無線式スマート設備状態監視・診断システムの開発

2019.5.29

三菱ケミカル株式会社、株式会社アイシスとの共同研究 最新型スマート軸受診断器を開発

研究の概要


生物資源学研究科の陳山鵬教授は、三菱ケミカル株式会社、株式会社アイシスとの共同研究で、最新型スマート軸受診断器を開発しました。

軸受とは、回転機械の軸類を支持し、軸の回転運動を容易にするための重要な部品であり、電気機械、産業機械、車両、航空機などの各種回転機械に使われています。また、軸受の損傷は、回転機械の損傷部位の中で最も多く、損傷部位総数の約30%を占めていますが、軸受の損傷度合いが過大になると、重大な事故や損害をもたらす場合もあるため、初期損傷の段階で発見することが強く望まれています。

低速回転機械(100RPM以下)における軸受の異常診断は、中高速回転機械と比べ遥かに困難なため、生産現場では軸受の突然破損よる大きな生産損失、オーバーメンテナンスによる保全コストの浪費等の問題がありましたが、今回開発した軸受診断器では、特許技術の特徴波形抽出法(ノイズ除去)を用いて、従来の製品より安価で高精度な診断が可能になり、様々な比較検証を行った結果、世界で最も性能が優れている軸受診断器であることが証明されています。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

中山水熱工業株式会社、株式会社アイシスとの共同研究 無線式スマート設備状態監視・診断システムを開発

研究の概要


生物資源学研究科の陳山鵬教授は、中山水熱工業株式会社、株式会社アイシスとの共同研究で、無線式スマート設備状態監視・診断システムを開発しました。

無線式スマート設備状態監視・診断システムとは、動く物の振動を測って自動的にモニタリングする無線センサーを⽤いた知的状態監視・診断システムで、⽣産設備やインフラ施設などが壊れる前に予兆を知ることで安全・安⼼に貢献できます。

製造業全般、⾷品、医薬品、病院、ビル管理、建設業、上下⽔道、輸送、倉庫など、動く機械や装置を使っている現場で幅広く予防保全、予知保全のために役⽴てることができます。橋やトンネルなどのインフラ施設の状態監視・診断などにも応⽤でき、低コストかつ高精度で広く役に⽴つことが期待されます。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

研究者情報


20190131_第33回定例記者懇談会 (32)_R

生物資源学研究科 教授

陳山 鵬(Jinyama Hou)

専門分野:設備安全・診断工学

現在の研究課題:設備安全のための先端状態監視・診断法および装置システムに関する研究・開発

 

20190131_第33回定例記者懇談会 (29)-2_R

三菱ケミカル株式会社

宮崎 修治(Miyazaki syuuji)

 

20190131_第33回定例記者懇談会 (29)-3_R

株式会社アイシス 代表取締役

中野 公靖(Nakano Kimiyasu)

 

20190131_第33回定例記者懇談会 (37)_R

中山水熱工業株式会社 代表取締役

中山 慎司(Nakayama Shinji)