施設の概要

【レーモンドホール】

 三重大学キャンパスの南門近くに位置する三重大学レーモンドホールは,三重大学の源流の一つである三重県立大学の附属図書館として1951(昭和26)年に建築され,その後現在地に移築されたものです。
 三重大学では,その歴史に関わる記念的建造物として,保存活用を図ることとし,設計者アントニン・レーモンドにちなんで『レーモンドホール』と改称しました。
 2003(平成15)年3月18日付けで「造形の規範となっているもの」に該当するものとして,国登録有形文化財の登録が行われました。三重大学では,三翠会館に続く二つ目の登録有形文化財となっています。
 その後,平成25年度には,耐震性の向上及び活用を目的とする保存修理工事が行われ,同時にレーモンドホールの文化財的な価値を維持し,高めることにも努め,移築の際に変更されていた正面入口周りや内部隔壁(部分)は,この工事によって復原されました。
 平成26年度からは,学内展示施設等の利用から,地域の人々,市,県,県総合博物館等,コミュニティと一緒に発展していけるよう,ホールの貸出を行い本格的な活用を開始しています。 

銘板 ・ 建築面積 337 ㎡
・ 延べ面積 279 ㎡
・ 構造・規模 木造1階建て
鉄筋コンクリート1階建て
・ 最高高さ 4.292m
・ 平面図 図面

【オープンスペース(貸出スペース)】

貸し出しスペース ・ 用途 セミナー,講演,展示会等
・ スペース

約100㎡

・ 収容人員 机・椅子設置時:48人
・ 主要設備 モニター(70インチ),展示パネル等

【展示コーナー】

・ 用途 展示等 展示室
・ 展示物 建築家:アントニン・レーモンドの設計図(複製)を展示しています。
さらに学生たちによる特徴的な構造体をそのまま表現した模型(骨組み)も展示しています。

【リモート学習コーナー】

自習スペース ・ 用途

予約が入っていなければ,修学等自由にご使用ください

学内の片隅・静かな環境の中で,リモート学習ができるコーナーです。
一休み! 癒しの場!としても利用できます。

・ スペース 約16㎡
・ 収容人員

約8名(2名×4箇所)

・ 主要設備 4人掛け机(4台),アクリル製仕切り板,デスクライト等

【図書閲覧コーナー】

・ 用途

レーモンドホールの図書館としての歩みを偲び,建築にまつわる雑誌を中心とした書籍を閲覧できます。

 

書籍一覧
 このほか,「日経アーキテクチュア」,「新建築」,「建築知識」のバックナンバー(2019年度)を閲覧いただけます。

図書コーナー
・ ご注意 ※ 館内閲覧のみ
  貸出しはしておりません。ご了承ください。

【問い合わせ先】

 国立大学法人三重大学 施設部施設企画チーム
 電話:059-231-9966(内線:9966)
 e-mail:reservation@ab.mie-u.ac.jp
 (お問い合わせの際は,件名に【レーモンドホール】とご記載ください)