「社会への扉を開こう」の第13回講義を行いました
この授業は本学として初めて役員が企画し、意欲のある学生に社会を知って今後のキャリア形成に役立ててほしいという願いから始めました。
前期では、さまざまな分野で活躍するゲストをお迎えし、社会の現場から生きた学びを届けてきました。第1回から第12回まで、それぞれの講義の中で、みなさんが考え、感じ、自分の価値観と照らし合わせながら深めてきたことと思います。
本日の第13回では、それらの学びをふりかえり、
「どの講義が自分にとって印象深かったか」
「その中でどんな疑問や興味を持ったか」
「自分はこれから何を考え、どう動いていきたいか」――
そんなテーマで、受講生同士と意見を交わしました。
次回の14回、そして15回の授業では、前期の総まとめとして、プレゼンテーションを行ってもらいます。興味を持った社会課題や分野について、さらに調べ、感じたこと、考えたことを自分の言葉で伝える機会です。その準備として、小林副理事からプレゼンテーションの基本とコツについてのお話がありました。
私が特に強調したいのは、「プレゼンは最初の30秒で決まる」ということ。
相手の心を動かすには、情熱と誠意を込めた第一声がとても大切です。また、話す内容だけでなく、表情や姿勢、声のトーン、聞き手の反応に気を配ることも大切なポイントです。
後期の授業では、みなさんがチームを組み、調べたいテーマを深めながら、必要な情報を集め、大学の先生にもアプローチし、実際に現場に出向くことも想定しています。三重県内にとどまらず、県外、さらには海外も選択肢に入れていきます。
前期で育てた「考える」、「感じる力」を、後期では「コミュニケーション力」、「行動する力」を進化させましょう。
みなさんの熱いプレゼンを楽しみにしています!