YeaとAye
~カリフォルニア州議会上院での動画~
動画の配信をいただいたので、三重大の農場を紹介する前に、一つ報告しておきます。
先日テレビのニュースで、アメリカ合衆国議会下院が金融安定化法案を否決したシーンが流れていましたが、投票で「賛成」のことを「Yea(イエイ)」、「反対」のことを「Nay(ネイ)」と言っていることに気がつきました。これらはそれぞれYesとNoの古い英語とのことです。
ところで8月29日と9月5日のブログでカリフォルニア訪問のことは書きましたが、サクラメント市にあるカリフォルニア州議会上院を訪問した時は、たしか賛成のことを「Yea」ではなく、「Aye(アイ)」と言っていたと思います。「Aye」も古い英語でYesを意味する言葉とのことです。イギリスの議会では「Aye」を使うようです。
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演壇に向かって右側に、歓迎のための日本の国旗が飾られているのがわかります。この動画に写っている日本人で一番前に立っておられる方は三重県農水商工部理事(商工・科学技術担当)の南 清さんです。その後ろできょろきょろしているのが私ですね。
動画の英語を聞いていただくと、三重県からの代表団が医療のケアや医療費の節約のためのオートメーションについて議論をするためにカリフォルニアを訪問した、というふうに私たちが紹介されています。サンフランシスコジャイアンツの藪投手のことにも触れています。
今、三重大学工学部教授の平井さんが、彼の「無接触情報・電力伝送技術」を生かして、三重県や津市といっしょになって「メカトロ・ロボット研究センター」を創り、カリフォルニア州立大学をはじめとして、世界各国の研究者とも連携をして、特に医療や介護の分野でのメカトロ・ロボットのイノベーションを起こそうとしています。カリフォルニアの州議会で紹介されたからには、国際的な信用にもかかわりますので、このプロジェクトを何とか成功させなければなりませんね。