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研究の概要
三重大学大学院生物資源学研究科の磯野 直人 准教授、勝崎 裕隆 准教授、北海道大学大学院農学研究院の佐分利 亘 准教授らが発見した酵素「3-O-β-D-グルコピラノシル-β-D-グルクロニドホスホリラーゼ」が国際生化学・分子生物学連合 (IUBMB) によって新規酵素と認められ, 新しいEC番号（酵素番号：Enzyme Commission number）が割り振られました (https://www.enzyme-database.org/query.php?ec=2.4.1.392)。この酵素は細菌 Paenibacillus borealis から発見されたもので、酸性糖である「グルクロン酸」を含む多糖や配糖体の分解に関与していると思われます。
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研究者情報
三重大学大学院生物資源学研究科 准教授
磯野 直人（ISONO Naoto）
専門分野：糖質化学・酵素化学
現在の研究課題：機能性糖質の合成・新規酵素の探索
三重大学大学院生物資源学研究科 准教授
勝崎 裕隆（KATSUZAKI Hirotaka）
専門分野：天然物化学・食品化学
現在の研究課題：食品や動植物のもつ機能性成分の探索と化学構造の決定
北海道大学大学院農学研究院 准教授
佐分利 亘（SABURI Wataru）
専門分野：酵素化学・糖質科学
現在の研究課題：糖質代謝酵素の応用・酵素の機能構造相関・酵素の高機能化