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新型コロナウイルスワクチン国際開発開始のお知らせ

2020.7.27

研究の概要


 三重大学大学院医学系研究科感染症制御医学・分子遺伝学分野 野阪 哲哉 教授の研究グループとバイオコモ株式会社は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対する組換えワクチンの共同研究開発を行ってきました。(令和2年3月19日文部科学大臣による遺伝子組換え実験承認済)既に新型コロナウイルスのワクチン抗原として、安定化変異スパイク蛋白(S蛋白)を搭載した4種の候補を完成しております。
 この度、動物実験において4種の中で最も効果の高かったワクチン候補について、将来の臨床応用に向けて米国の製薬会社メディシノバ社(MediciNova, Inc. カリフォルニア州ラホヤ、岩城裕一 代表取締役)と三重大学・バイオコモ株式会社が国際共同開発を行う合意に至りました。今後、このワクチンについて、国際的ガイドラインに則った製造、非臨床試験・臨床試験(治験)を行い、日本への供給も視野に入れた国際的なワクチン開発を行う予定です。

詳しくはこちらをご覧ください。

研究者情報


20200603_三重テレビ取材(野阪教授)デジカメ (20)

大学院医学系研究科 感染症制御医学・分子遺伝学分野 教授

野阪 哲哉 (Tetsuya Nosaka)

専門分野:分子生物学 ウイルス学 血液学

現在の研究課題:白血病発症の分子機構、次世代型遺伝子組換えワクチン開発