三重大・南台科技大(台湾)共同研究プロジェクト「2015 Ene-1 GP SUZUKA」へ参戦

2015.5.18
  1. 2014年11月に締結された、三重大学大学院地域イノベーション学研究科と南台科技大学工学院の連携協定をもとにした、学生間連携をメインとする共同研究プロジェクト。
  2. 「Ene-1 GP SUZUKA」は各チームがオリジナルの車両を製作し、単3型充電池40本をエネルギー源に、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(5.8km)を3周し、そのタイムを競うもの。
  3. 車両製作、大会参加による学生の実践力の育成と国際合同事業によるグローバル人材の育成を目的とし、両大学の知識と技術力を結集して「Ene-1 GP SUZUKA」への出場車両の製作と走行シュミレーションを行い、上位入賞を目指す。
  4. 三重大チームは工学部電気電子工学科の学生が中心となって参加。高い燃費・回転速度・回転トルクの両立を目指して車両を製作する。
  5. 南台科技大チームは工学部機械工学科の学生が参加。三重大チームから送られたデータをもとに、エネルギー制約下で最も短いタイムを実現するため、高効率のハンドル操作・ブレーキ操作・アクセル操作・トランスミッション操作を算出し走行シミュレーションを行う。
  6. 大会史上初の国際合同チーム。

2014年11月に連携協定を締結した三重大学と南台科技大学は、両大学から学生を選出し、今年8月2日に鈴鹿サーキットで行われる次世代エネルギーカー競技「Ene-1 GP」に大会史上初の国際合同チームで参戦いたします。

「Ene-1 GP SUZUKA」とは、2011年より鈴鹿サーキットで開催されている競技で、単三型充電池40本をエネルギー源に、モーターで走る乗り物で鈴鹿サーキットを3周し、その合計タイムを競うものです。中学生から一般まで幅広い層が参加しており、各チームが創意工夫して作り上げた車両が出場している、いわば「ものづくりの甲子園」として知られています。

本記者会見では三重大学・南台科技大学合同チームの体制発表と、車両のお披露目を行います。(記者会見は5月13日に開催、終了しました)

本番は8月2日。本番及び6月12日のテスト走行には、前後数日間、南台湾科技大学の学生が来日、合流して現地で調整を行う。

20150513_Ene-1GPSUZUKA参戦記者会見望遠 (84)_R 20150501_NHKのEne-1取材 (2)_R

20150513_Ene-1GPSUZUKA参戦記者会見望遠 (100)_R 20150513_Ene-1GPSUZUKA参戦記者会見望遠 (104)_R

「2015 Ene-1 GP SUZUKA」とは、単三型充電池40本で走る車両を使い、鈴鹿サーキット3周の合計走行タイムを競うタイムアタック競技です。「ものづくり」と「エネルギーマネジメント」がテーマの本大会には、下は中学生、上は社会人まで、全国各地から多くの挑戦者が集います。今回、両大学の学生チームが、車両製作と走行シュミレーションとで役割を分担し、大会史上初の国際合同チームとして出場します。

本大会には両大学ともに初出場となるため、出場までのハードルは低くはありませんでしたが、チームのチャレンジ精神に賛同して台湾の大魯閣(タロコ)グループがサポートに手を挙げてくださり、競技の核となる車両のベースとして、キットカーを提供していただきました。

三重大チームでは、本プロジェクトのチームマネージャーの工学部電気電子工学科4年の山本 優(ゆたか)さんを中心に、約10名メンバーが参加しています。チーム顧問として技術指導にあたる工学研究科電気電子工学専攻の矢代大祐助教のもと、高い燃費・回転速度・回転トルクを両立する車両をめざして車両製作に試行錯誤を重ねています。

また、南台科技大チームでは、工学部機械工学科の20名を超える学生たちが、張 崴縉(チョウ イシン)准教授のもとでエネルギー制約下で最も短いタイムを実現するための走行のシミュレーションを行います。

内外から心強いバックアップを得て、学生たちは日夜、国境を越え、言葉の壁を越え、オンラインで議論を重ねながら、車両の製作・調整に励んでいます。来月6月12日には両大学の学生が合流し、現地でのテスト走行を行う予定です。

8月2日に開催される「2015 Ene-1 GP SUZUKA」の表彰台を目指して、チームの暑い夏が始まります。