「国立大学法人三重大学・住友電装株式会社の産学連携に関する包括協定締結式」を執り行いました
4月9日(水)、三重大学三翠会館において「国立大学法人三重大学・住友電装株式会社の産学連携に関する包括協定締結式」を執り行いました。
この協定により、私たちはより一層連携を深め、人材育成・地域貢献・共同研究といった多面的な取り組みを通じて、現代社会が抱えるさまざまな課題の解決にともに挑戦してまいります。
本学はこれまで、地域との「協働」と「共創」の拠点として、社会課題に対する研究とその解決に取り組んでまいりました。今回の連携では、そうした研究活動を通じて得た知見や資源を最大限に活用し、社会への実装につなげていくことが大きな目的の一つです。
また、学生にとっても非常に意義深い機会となります。国内外に展開する住友電装株式会社様の拠点において、より実践的なインターンシップの機会をご提供いただくことで、学生たちは現場に根ざした実践力や、複雑化する課題への解決能力を養うことができます。これにより、次代を担う人材の育成にも、大きく寄与していただけるものと確信しております。
研究の面においても、住友電装株式会社様が有する高い技術力と、本学の先進的な知見とを融合させることで、新たな価値を創造し、より本質的な社会課題の解決に向けた成果を生み出すことが期待されます。今後は、具体的な共同プロジェクトの立ち上げも視野に入れ、連携を一層深化させてまいります。
本学は、「知の拠点」として、地域とともに歩み、未来をつくる力を育んでいくことを使命としています。この度の協定締結が、その歩みに新たな力を加えるものであることを大いに期待しております。
今後とも、皆さまのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。