三重大学プレミアムトークを開催しました
7月17日(水)、本部管理棟2階会議室において、北海道大学 副理事 阿部弘氏を講師にお招きし、「北海道大学の大型事業獲得について」をテーマに三重大学プレミアムトークを開催しました。
プレミアムトークとは、社会の第一線で活躍されている有識者の方々に、それぞれの専門分野を通じてご講演をいただくことで、新しいものの見方や考え方に触れ、自らの学び方や生き方を見つめ直すこと、また「挑戦する力」「行動する力」を涵養することを目的に開催しているイベントです。
北海道大学が地域バイオコミュニティを構築し、高付加価値の食料生産や需給率の向上を目指す「地域バイオコミュニティ事業」や、函館市と協力し魚介藻類養殖を中心とした持続可能な水産・海洋都市の構築を目指す「地方大学・地域産業創生交付金事業」、農業・水産業の労働生産性の向上や、持続可能な食料生産システムの研究開発に取り組む「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の3つの事業に焦点を当てて紹介されました。
食料需給率の低さや、農業・漁業の担い手の減少、高齢化など、地域課題に対して北海道大学が中心的な役割を果たし、持続可能な発展を目指すための多様な取り組みは、本学としても見習うべき点が沢山あるように感じました。
阿部先生は北海道大学で統合URA本部副本部長を務められ、研究者ならびに事務と共に、大学の研究力を活性化させるために、様々なデータ分析、研究支援などを行うリサーチ・アドミニストレーター(URA)としてご活躍されています。大学の産学官連携による社会共創活動において、大型事業獲得などにはURA業務の強化が大変重要であることもよく理解することができました。
最後に、本日ご講演いただきました阿部先生に、改めて御礼を申し上げます。