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5月31日は、三重大学の開学記念日

 本日、5月31日は、開学記念日です。今日から時代をさかのぼること74年、昭和24年(1949年)5月31日に三重大学は開学しました。本日で開学74周年、歴史の重みを感じます。
 本学は、旧制の三重師範学校、三重青年師範学校を母体とした学芸学部、三重農林専門学校を母体とした農学部の2学部で始まりました。昭和44年(1969年)に工学部が新設、昭和47年(1972年)には三重県立大学の医学部と水産学部が国立移管され、昭和58年(1983年)には人文学部の新設、さらに昭和62年(1987年)には農学部と水産学部を統合・改組して生物資源学部が設置されるなどの変遷を重ねて、現在の5学部および大学院6研究科を擁する総合大学となりました。

 今年度より、この開学記念日に、教職員を対象とする三重大学賞ならびに三重大学優秀論文・著書・作品賞の合同授賞式と学生を対象とした三重大学学業優秀学生学長賞の授与式を行うことにしました。この開学記念日は、教育・研究・国際交流、環境SDGs活動など諸活動において顕著な功績があった教職員や学業優秀学生の功績をたたえ、学内の教職員・学生のさらなる意欲の向上を図るためにはもってこいの日であると考えたからです。
 三重大学賞は、教育分野においては、前田昌志教諭(教育学部附属小学校)、後藤太一郎特任教授(教育学部)、研究分野においては、立花義裕教授(生物資源学研究科)、環境・SDGs分野においては、三重大学海藻バイオリファイナリー研究センター(柴田敏行准教授、三宅英雄准教授、田中礼士准教授、山本康介助教、奥山哲也アドバイザー)、女性教職員分野では江口暁子准教授(医学部附属病院)、そして環境・SDGs・女性教職員分野で朴恵淑 元 地域イノベーション学研究科教授が受賞されました。おめでとうございます。それぞれ、三重大学を代表するすばらしい業績を上げられてご活躍される先生方で、今後の益々のご活躍を祈念いたします。

 また、学業優秀の学部学生への学長賞の授与式も行いました。今回は、5学部より72名の学生さんが受賞されました。学長賞は、卒業・修了時の学位授与式においての表彰に加え、学部の規定に基づく2年から5年生(医学部においては5年)に在学している学生を対象とした優秀学生を表彰しています。受賞の喜びにあふれた学生さんの顔を見て、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、思い描いた大学生活とはならないこともあった時期、その中での努力を重ねたことに敬意を表したいと思います。おめでとう!ポストコロナの新しい時代、この新時代を先導することとなる学生のみなさんが、学業や課外活動などを通して、元気に学生生活を送ってくださるよう願います。
今日からまた、みなさんとともに、三重大学の新しい歴史を紡いでいきます。

集合写真

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