- 三重大学長ブログ -

三重大学長ブログです。

「令和2年度入学者の集い」を開催しました。

3月17日(木)、本学のシンボルである講堂「三翠ホール」の改修工事の竣工式がありました。そして、同日、改修を終えたばかりのこのホールで、「令和2年度入学者の集い」を開催しました。

三翠ホールは、平成7年の完成から25年以上が経ち、エアコンやトイレなどの老朽化が進んだことから、設備や内装の全面改修を行っていました。
昨年は、新型コロナウイルスワクチン接種会場としても本ホールを使用しなくてはなりませんでしたので、予定より少し遅れての改修工事開始となりましたが、今年度の学位授与式ならびにこの4月の入学式に間に合うタイミングで、ようやく完了しました。

竣工式の日に行われた「令和2年度入学者の集い」に集まったのは、文字通り、令和2年度に入学した学生です。この学年は、新型コロナウイルス感染症が原因で、一生の思い出となる大学入学式を執り行うことができず、我々教職員もずっと大変残念な思いで過ごしてきました。2年遅れで、入学式というには遅すぎますが、なにかその学年の学生のためにセレモニーができないかと企画されたものです。改修後の竣工式では、この令和2年度入学の皆さんと一緒にテープカットもしました。今回、元気な皆さんの姿を拝見させていただき、厳しい環境下でも学業に励み、逞しく成長してくれている姿に感銘しました。

4月には、大学として第4期の新しい中期目標・中期計画期間が始まります。三重大学もウィズコロナからポストコロナに向けた活動を展開します。学生皆さんにとって学業の場であるキャンパスでは、23号線に面した正門周辺整備、新第一食堂の建設、現第一食堂のサークル棟の改修などが、今後1年で行われる予定です。
まだしばらくは、新型コロナウイルス感染症の予防を心がけながらの学生生活が続くと思いますが、学生の皆さんに最大限のサポートを続けていきますので、よろしくお願いします。

下記のYouTubeチャンネルで三翠ホールのユニークな外観をご紹介しています。ぜひ一度ご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=k3B8o593PWw