- 三重大学長ブログ -

三重大学長ブログです。

大学病院を有する太平洋沿岸の3大学が医療連携協定を締結

本日、3月31日(木)、藤田医科大学、浜松医科大学と三重大学の3大学は、大規模災害時における協力・支援に関する協定の締結式を行いました。南海トラフ地震などによる大規模自然災害に備え、災害時においても東海地方における高度医療を維持するため、3者が医療連携協定の締結し、各大学の病院が相互に協力及び支援し、地域の防災機能向上をめざします。

伊藤学長

サインする様子


主な取り組みは、
・災害時における高度専門医療を必要とする患者さんの相互受け入れ
・医療機器、医療設備・施設(病床・手術室等)及びその他応急物資の協力・支援措置
・医師及びメディカルスタッフ等の派遣措置
・防災ヘリコプターによる患者搬送を含む防災訓練の実施
などです。

本学は、防災に関して、三重県と共に「みえ防災・減災センター」を設置して災害に対する備えのための活動を行っています。医学部附属病院では、災害対策推進教育センターを設置し、災害医療の領域についての活動が既に始まっています。これからも、本学は、三重県を含む東海地区の皆さんの"安心・安全"のための取組を一層進めて参ります。

藤田医科大学 湯澤由紀夫学長、浜松医科大学 今野弘之学長及び両大学の関係者の皆様、本日は誠にありがとうございました。

三重大学の教職員の皆さん、防災減災に対する全員参加の取り組みを進めていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

集合写真