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三重大学の描く「みえの未来図」

昨日、3月29日(火)は、「みえの未来図共創DAY in 北勢」を、四日市市で開催しました。本企画は、本学の地域拠点サテライトのひとつである北勢サテライトでの各取組の報告と今後の展望に関する《北勢地域から描く、みえの未来図》と、三重大学大学院生物資源学研究科が、昨年12月に、生物資源学部の前身である三重高等農林学校として設立してから100周年を迎えた記念としての《生物資源学研究科 環境農林水産フォーラム in 北勢》の2部構成として開催しました。

三重大学は、この4月より始まる第4期において、「みえの未来図共創機構」を立ち上げ、地域の課題解決に参加させて頂くことにより、教育研究活動を高める地域共創活動を展開します。北勢サテライトはその中心でも益々重要な役割を果たすこととなります。

伊藤学長

みえの未来図共創DAYin北勢 会場の様子



また、本日、3月30日(水)は桑名市、地方独立行政法人桑名市総合医療センターと本学による新しい未来の共創に関する連携協定締結式を行いました。本協定により、来月から始まる第4期の地域共創活動として、北勢サテライト、桑名地域で新しい2つのプロジェクトを開始いたします。桑名市の伊藤市長が推進する「桑名オープンフィールド構想」を活かした連携のもと、本学における教育・研究活動プロジェクトを展開します。

一つは、桑名市のシティープロモーション活動に本学の学生が参画することにより、地域を知り、地域の具体的な課題に触れ、その解決を通して、実の社会を学ぶプロジェクトです。具体的には、桑名市におけるふるさと納税に関するプロジェクトをまず始める予定です。

もう一つは、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)です。三重大学医学部附属病院、地方独立行政法人桑名市総合医療センターが連携して、医療、検診や予防などの領域でのDX化を推進することにより、市のウェルビーイングに貢献し、人口減少社会を見据えた社会基盤の高度化を構築するプロジェクトです。

本日の締結式に向けご尽力いただきました関係者の皆様に、厚く御礼申し上げます。また、プロジェクトが始まりましたら、多くの皆様にお世話になるかと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。

関係者集合写真

協定書調印式にサインをする伊藤学長