中国支部

名  称

 「三重大学全学同窓会中国支部」 (現地名称:「三重大学中国学友会」)

組  織

   会 長  : 張晋岩  (1995年、生物資源学研究科卒業) 

   顧 問  : 越智博通 (1973年、工学部電気工学科卒業)

   事務局長 : 王初文  (1998年、生物資源学研究科卒業

   中国全会員数:116名(2021年3月1日現在)(中国在住の日本人を含む)

「中国支部」発足の経緯と今日までの活動状況

かつて、三重大学留学から中国に戻った中国人OBが上海を中心に「三重大学中国学友会」を組織していた。これを母体にし、中国にいる全国の同窓OBの皆さんを更に組織的にまとめようということで、2006年9月17日、上海の「漓水清」というレストランに5名の有志が集まり、「三重大中国OB連絡会」発起人会を開催した。

その後直ちに「会則」を作成し、全国にいる連絡の取れる限りの三重大学卒業生に対し、設立の趣旨を説明すると共に組織発足の通知を行った。

中国は国が大きいこともあり、行政区分による直轄市、省、自治区を単位に支部の設置を容認し、基本的には各支部毎に活動を行うこととし、2006年11月18日、第1回「三重大学中国OB連絡会」の上海地区のOB会が上海市の「大喜九」というレストランで開催され最初に「上海支部」が発足した。

続いて2006年12月24日に第1回「三重大中国OB連絡会」の北京地区のOBが北京市の「卉園賓館」のレストランに集まり「北京支部」が発足した。この時、天津からも数人のOBが参加した。

その後、天津支部、四川支部も発足し、毎年の支部交流会開催を目標にそれぞれの支部のOB会が開催された。上海支部、北京支部は、毎年二回定期的にOB会が開催されてきた。

2013年1月に「三重大学全学同窓会中国支部」として設置が認可され登録された。

2013年3月、「三重大学中国OB連絡会」という名称を「三重大学中国学友会」に変更した。

最近になって、「WECHAT(微信)」のグループチャットでのNET交流が主流になり、全国の支部メンバー殆どがこれ一本の参加にまとまった。現在中国全土の116名のOBがこれに参加し毎日にぎやかに近況情報の交換を行っている。

その中で、各地区のOBによりそれぞれ適宜に懇親会を開催し食事をしながら旧交を温めるというように変わってきた。

2020年3月に張晋岩会長を中心に「中国支部」の全メンバーに呼びかけ「新型コロナウィルス」の日本全国蔓延の被害に対する三重大学への見舞義援金募集を行った。結果、「中国支部」の会員74名から合計53,000元(中国人民元)(=803,000円)の募金が集まりこれを母校に寄贈した。

現在、三重大学と天津師範大学が姉妹校となっており、日本から先生や日本人交換学生も派遣されて来ている。親睦会には天津在住のこれらの先生や交換学生も時間の許す限り御参加いただいている。また、天津師範大学の中国人学生も三重大学に交換学生として派遣され日本で勉学に励んでいる。

今  後

現在の中国国内の「WECHAT(微信)」のグループチャットでのNET交流の参加メンバーの活動をベースに、全学同窓会の「中国支部」として中国国内のOBのメンバーを更に増やして行き、OB間の交流活動を強化していく。

母校との絆を強め、「全学同窓会中国支部」の存在を「全学同窓会」の全会員の皆様にもアッピールし、これまで以上に広い範囲で交流の拡大を計ることができることを切望している。

これらの活動を通じて母校にあらゆる手段を講じ最大限の貢献をしていきたい。